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最後の皇后

価格: ¥2,205
カテゴリ: 単行本
ブランド: 學生社
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ふくよかな女性像 ★★☆☆☆
溥儀の計5人の夫人毎にその生涯を記している。しかし事実は史実よりまあ解るのだが「最後の皇后」って銘打って5人書き連ねる程なのかなぁ?上辺は解るけど一歩踏み込んだところに欠ける感がする。なので、さらっと読める。時間もかからないし。

最後の夫人「李淑賢」に至っては彼女の著書「我が夫、溥儀」からの引用に継ぐ引用…で、その後に「我が夫…」読んじゃったから、まぁつまらないこと。日本語訳もそれに輪をかけてるんだろーなぁ。
それぞれの結末 ★★★★★
映画「ラスト・エンペラー」の主人公、愛新覚羅溥儀の5人の妻達の波瀾に満ちたお話。一見輝かしく映るようでアヘン中毒から廃人となりひっそりと死んで行く様は、想像の皇后の行き方とは違っていました。それぞれに利用されたり、愛されたり見向きもされなかったり・・・本当に溥儀が心を許したのは一体誰だったのか、何度も何度も読み返しました。また、読むたびに夫人達に対する思い入れが変わる感覚も不思議でした。映画とは、また違った溥儀も知ることが出来ます。