地球要塞
価格: ¥0
昭和初期の作家である海野十三の作品。作者は逓信省電気試験所に勤務の傍ら、科学小説を書き続け、後に日本SFの父とも呼ばれる。初出は「譚海」[1940(昭和15)年〜1941(昭和16)年]。後に「地球要塞」[[1941(昭和16)年]に収録。絶海の孤島クロクロ島で「私」と助手オルガ姫が傍受した謎の放送電波の内容は、今から三十年後までに地球表面が変化し大陸の五分の一が消失するというものだった。一方汎米連邦は戦争を開始、クロクロ島は決戦の舞台となってしまう。「私」と助手オルガ姫の運命は如何に。