「隠してみたって仕方ないじゃない。
　　　　　男と女のたしなみだもん――」

筆者自ら裸に正座で襟を正して書き上げた露出狂エッセイ。

なぜなの？どうして？
小説ではない、もちろん性的描写はないはず……。
しかし、読めば分かる、性についてバッサリ斬り込んだ問題作。

表紙は、筆者が通りすがりの女に土下座してモデルにスカウト。
五分で撮影に飽きるモデルを励ましながらという悪条件で敢行。


【目次】
・取扱説明書
・貞操観念
・呼ばれて飛び出て
・色の売り買い
・女性が色を買う商売は通用するのか
・変態で何が悪い
・何でもいいと言う人ほど贅沢
・毒霧
・女心と何とやら
・性風俗を調べる
・需要があるから商売は成り立つ
・見た目の美人と性格の美人はイコールするの？
・目のやり場に困らない
・男女、女男、受難


【立ち読みサンプル】

　性的なことに関すると男性のほうが便利で事欠かない。
　どこのレンタルビデオ屋でもいわゆるＡＶコーナーはのれんで配慮してある。
　繁華街のキャバクラなどで綺麗なおねーちゃんとお酒を飲み交わすことも〝社会人の付き合い〟と通過儀礼化しているほどだ。
　更に奥に進むと男性に性的サービスをしてくれるお店が軒を連ねる。
　そう、風俗店である。
　お店に入る勇気とお金さえあれば、性の欲求を満たしてくれるのだ。（※本番行為は売春防止法で禁止されています）

【続きは本編で！】


【窓原 凛　Profile】

広島県出身のＯ型。
人生は、直進して直角に曲がることをモットーとしている。
不器用がゆえに、失敗ばかりの人生でも後ろは振り向かない主義が災いして、常にもがき苦しんでいる。
共著既刊に「怪異伝説ダレカラキイタ？　幽霊の連絡帳（８）」（あかね書房）がある。
電子書籍サイト竹の子書房にて活動中。