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Roxy Music

価格: ¥1,150
カテゴリ: CD
ブランド: Virgin Records Us
Amazon.co.jpで確認
   アヴァンギャルドな演奏と奇抜な格好で、デビュー当時、話題になったロキシーミュージック。彼らの音楽は、いま聴いても衝撃的だ。
   才能豊かなメンバー同士のしのぎ合いが、目に浮かぶような<1>の鋭さは、デビュー作とは思えない。乱れとぶピアノの音に、フリーキーなサックスなど、ロキシーの前衛的な音楽性が、この作品ですでに完成されている。この後、ロキシーの音楽は刻々と変化し評価されるが、その変わらない原点は、このアルバムにあるといえる。(たかいしさとし)
Roxy musicの原点、原石 まずはこれから ★★★★★
実は個人的にはこのFirstから3枚目のStreet Lifeまでが私にとってのROXYで、アバロンはむしろ
別のバンド的な印象すらあります。 ROXY劇場というか、ブラインフェリー劇場の開幕はここからはじまりますが、この1枚目がある意味一番ロック的であり、追って2枚目、3枚目とアバロン的展開に近づいていきます。 そういう意味でフェリー色が一番 薄いというか、 他のメンバーの個性がより強く現れているのはこの一枚です。 毒といえば、毒ですが、このアルバムの一曲ごとにめまぐるしく変わりながらも、あれよあれよと引きずり込まれる展開は個人的にはSGT PEPERS以来の衝撃を受けたものですし、今もその印象は変わりません。 一曲目の導入はまさにロックですが、2曲目からは不思議と引き込まれながら砂漠にさまよったり、海の中に浮遊したりと、曲ごとにいろんな場所に連れて行かれます。 ROXYはフェリーもさることながらAndy, Phill, PaulそしてEnoと、まさに役者ぞろいです。 初期のベスト版もあり、それはそれですばらしいのですが、そのベスト版ですら、First殻の選曲が目立ちます。 価格的にもお安いようですので、ぜひこのFirstをお勧めします。 若いリスナーの方々にも必ず衝撃があるはずです。
現代社会の問題を提示した ★★★★★
現代社会の抱える病理を鋭く抉った素晴らしさを秘めた傑作だ。ギターの弾き方を聴けば解るはずだ。方解石のように難問が鋭さを秘めたまま喰らいついてゆく姿勢には危うい傾斜があるが傾斜を傾斜として明らかにしたギターサウンドの運動理論は正しくエスペシャルだ。ブライアンという人の操作する、それはオペレーションという方法論を越えたサウンドだ。耳の底に何時までも残るのは史上を空前にした未来的サウンドであろう。しかし風塵は舞い包まれた後の寂寥を憤慨させる乾坤一擲は彼らの古典的スタイルだろう。傑作だ。学生諸子は聴いてもいいだろう。
しかし汚いジャケですな ★★★★★
ブライアン・フェリーとブライアン・イーノという、ウマが合うんだか合わないんだか分からない二人が居た最初期のアルバム.内容は,デカダンスで前衛的なロックアルバムなんですが、ただ新しい音を取り込もうというよりも,50〜60年代のロックンロールや,(ビッグバンド的な)ジャズに対する憧憬もあるし、と新しい音と古い音が無秩序にごちゃ混ぜなレトロフューチャーな感じ。今となっては全てレトロだけど。

センスが非常に良くて,聞いてて楽しいです.チンドン屋みたい。

プログレでもないし、グラムでもない。それぞれの要素を併せ持ちつつも,非常に独特のセンスで毒を放ったロックバンド。

それにしても、ブライアン・フェリーのジェームスボンド的な意味不明な男前っぷりは、一体なんだろう。

今となってはファンファン大佐みたいな風にしか見えないが,出てきた当時は非常に斬新だったはず。

この後「アヴァロン」に辿り着くとは到底思えないですねえ。洗練の対極、というか洗練を全否定しているとしか思えない継ぎ接ぎ感が凄い。

後々の彼の方向性を見ていると一体どっちが本当の彼なのか、あるいはどちらも嘘なのか.

未だに私たちは色事師に騙され続けてんだろうか.

感慨深いデビュー作であると思う。
現代音楽事情に対する問題提起 ★★★★★
1972年ロキシー・ミュージックのファーストアルバム。

ファーストアルバムにして
音楽性にもファッション性にも極まった感のある、
まさに個性派揃いのロキシー・ミュージック。
奇抜な容姿に前衛的な音はUKロックミュージックシーンを揺るがした。

本作はロキシー・ミュージックを代表する個性派メンバーが揃っており
今から思えば最初にして最後の超豪華キャストで送られる。
その音をプロデュースするのはこれまた豪華で、
キング・クリムゾンのピート・シンフィールド。
2曲目の「レディトロン」や8曲目の「ウッド・ユー・ビリーブ?」など
メロトロンを用いたりしてクリムゾンチックなアプローチを見せる。

しかし、一番の聴き所は1曲目の「リ-メイク/リ-モデル」であろう。
フェリーのハスキーなヴォイス、マッケイのフリスキーなサックス
イーノの良く分からないシンセサイザー、マンザネラのノイジーなギター。
この一曲に革新的でアナーキーなロキシー・ミュージックの全てが
集約されているといっても過言ではないのかもしれない。

今聴いても少しも色あせない音色は
EGレコードの層の厚さと音源発掘の目の確かさをして
現代音楽事情に対し問題提起しているとも取れる。

シナプスちくちく ★★★★★
1972年作品。フェリーさんを中心にメンバー全員が話し合ってこのようなサウンドが出来あがったらしいんですが、どんな話し合いだったか聞いてみたかったなあ。とにかく前代未聞の感触。「時計仕掛けのオレンジ」の目をクリクリの拷問のBGMかウッドペッカーの走る音か、頭の中のシナプスの使ってないとこを、ちくちくされます。大真面目に歌うフェリーさん、チャルメラ・マッケイさん、うねりまくりマンザネラさん、普通の人なので困惑気味トンプソンさん、我我関せずシンプソンさん、そしてやってやるイーノさん、この陣容だからこそ、なしえたいっせいのせ音楽。私が70になっても「好きだあ」って言っていたいです。