1日を30時間にする 時間創造術 (40歳からの外国語シリーズ)
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ビジネスパーソンのために短期間で語学をマスターするメソッドを紹介している松島博の40歳からの外国語シリーズ第6弾です。今回は語学をマスターするための時間をどうやって造りだすかがテーマです。
時間を作りだすノウハウは、語学マスターだけでなく、人生を豊かにするための絶対に必要なメソッドです。
時間がなくて悩んでいるすべての方に贈ります。
<前書きから抜粋>
私はこれまで40歳からの外国語シリーズと称して5冊の語学習得に関する本を出版してまいりました。
そして、読者様の中から「言っていることはわかります。でもどうやって学習時間をつくったらいいのでしょう。」という声をいくつかいただきました。
たしかにおっしゃる通りだと思います。
拙著のシリーズ名称が「40歳からの」とありますので、中高年の読者の方も多いと思います。
そういう方々は、仕事だけでなく、家庭のことなどで息をする暇のないほど忙しいことでしょう。
とても英語などの外国語を勉強する時間などないのではないでしょうか。
もう少し踏込んで発言をすると、中高年だけでなく、若い人だって忙しく過ごしているわけですから、学校を卒業してから勉強時間を捻出して、継続的に勉強をするのは難しいことなのかもしれません。
私は、29歳のときにある資格試験を受験することを決めて、そのときに多くの時間管理について書かれたビジネス本を読み、自分なりにそれをアレンジして勉強時間を捻出しました。
思えば、それが私の時間創造の第一歩でした。
その時期私は、普通に会社に勤めながら、一週間に40時間の自由時間を捻出していました。
つまり、一週間の労働時間と同じだけの自由時間を持っていたということです。二重生活といってもいい生活パターンですね。
いずれにしても、週40時間の自由時間を一日で換算すれば約6時間。つまり一日24時間を一日30時間にして生活をしてきました。
それがこの本のタイトルにもなっているわけです。
実績に裏打ちされた数字を本のタイトルにしているだけです。
巷の売らんがための「脳のスピードを50倍にする」とか「年収を10倍にする」といったデタラメな数字とはちがいます。
詳しい事情は本編にまかせるとして、私は自分の時間創造術を駆使した結果、通関士、行政書士、宅建、旅行主任者、TOEIC925点、英検1級、通訳案内士、漢語水平考試5級などの資格を取得したほかに、スペイン語、フランス語、中国語などをマスターしてきました。
その他にも、水彩画や油彩画や水墨画を描いていますし、二胡、アルトリコーダー、六弦ベース、ドラムといった楽器を覚えたり、料理の研究などもしてきました。
私を知る人は、どうやってそれだけ時間があるのか不思議に思っているようです。
これらの実績は、つきつめると時間創造、言い方を変えると時間を味方につけた結果だったと思います。
今回はこれまでの語学についての本とは、多少趣を異にしますが、語学をマスターするための基本的技術の一つとして、時間創造法をみなさまにそのノウハウをお伝えできたらと思います。
<目次>
はじめに
第一章 なぜ時間がないのか
第二章 時間を創造する
第三章 時間を拡大する
第四章 時間を節約する
第五章 時間を制御する
第六章 時間を活用する
みじかいあとがき