走行距離70キロ、奥多摩の山奥を水や食料をリュックに入れて持参し、制限時間24時間以内に走り切る、日本最高峰の山岳耐久レース、長谷川恒男カップ（通称：ハセツネ）。
その無謀なレースに、山岳”超”初心者の筆者が初挑戦。

山でのトレーニングはほぼゼロ、
時間がなくてほとんどトレーニングできていなくても、
山岳（トレイル）のランニングの経験がほぼゼロでも、

奇跡的に完走するまでのドキュメントストーリー。

常識にとらわれない、筆者なりの非常識な方法がそこにはあった。
その秘訣を、こっそりお教えします。

目次
プロローグ
第１章 きっかけ
　第１節 ハセツネって何？
　第２節 転機となった転勤
　第３節 ウルトラマラソンへの挑戦
　第４節 クリック合戦
第２章 練習
　第１節 ウルトラへの準備
　第２節 仲間との練習・レース参加
　第３節 山対策
第３章 準備
　第１節 グッズ購入の葛藤
　第２節 炭水化物解禁
　第３節 おにぎり三合
第４章 レース
　第１節 雨の憂鬱
　第２節 渋滞スタート
　第３節 いよいよ日没
　第４節 夜中の激走
　第５節 寒さとの格闘
　第６節 苦悩の下り
　第７節 朝方のゴール
　第８節 完走所感
第５章 考察
　第１節 なぜ特別な練習なしで完走できたのか？
　第２節 効果的なトレーニングとは？
第６章 おまけ（練習量一覧）