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Tigermilk

価格: ¥1,264
カテゴリ: CD
ブランド: Matador Records
Amazon.co.jpで確認
BELLE & SEBASTIAN Tigermilk (1999 US 10-track CD including Expectations & I Dont Love Anyone picture sleeve DE4666)
初めて手にした時の歓び、そして初めて聴いた時の驚き! ★★★★★
かつて“幻の”と形容されていたこのファースト・アルバムは、「大学の実習で制作された」というエピソードから想定される所謂「習作」的なものなんかでは、まるでない。いや、さすがに公式リリースされるにあたってリマスタリングを施してはあるのだけれど、ここで言いたいのはそんな音質云々の話じゃあない。 夢見心地で、でもリアルで、温かくて、でもシニカルで、胸をざわざわさせて、ちょっぴり実験的で、何より現在に至るまで失われたことがないマジックを宿していて…。この最初期の段階で、すでにベルセバは彼らの国を築き上げていたんだな。 それほど“完成品”だった彼らだけど、あえてファーストらしさを挙げるとするなら、その瑞々しさでしょう。ストリングスもまだそれほど目立った使われ方はしてないので、より剥き身に近い彼らの姿がここにはあります。 「僕はこんなさ(The State I Am In)」は当時も今も自分にとっての心のアンセムだけど(初めて歌詞の意味を知った時は驚いたけどね)、最近そのほかの、あまり気にとめてなかったような曲の良さを再認識。やたらと聴いてるな〜、このアルバム。
再評価に期待 ★★★★★
昨年日本で公開された映画「Juno」にもベルセバの楽曲が使われていたが、これは欧米ではこのバンドの作品がキンクスやヴェルヴェッツ並みにクラシックとして認知され始めていることの証ではないだろうか。
この「Tigermilk」はそんなベルセバの処女作であり、1996年にグラスゴーの大学のレーベルからリリースされた。当時1000枚しかプレスされず、後にプレミアが付いて...という逸話は有名である。
サウンド・プロデュースは彼らの2ndと似たような、純粋なアコースティック・ロックといった感じで飾り気は少ないものの、そのことがかえって先述のような偉大なバンドと並べて語ることを可能にしていると思う。時代に左右されないナチュラルなサウンド、というか。
出来は、バンドのフロントマンであるスチュアートは満足していないという話だが、「The State I Am In」や「I Could Be Dreaming」といったベルセバ・クラシックとでも呼ぶべき代表曲、リズミカルなアコギが軽快な「She's Losing It」「You're Just A Baby」、ピアノバラード風の「We Rule The School」など10曲全てが聴きごたえのある名曲揃いである。
しつこいようだが、このアルバムはキンクスの作品などと比べても、素晴らしいクオリティとクラシック感を持っている。
初めてリリースされて10年以上が経った今、再評価に期待。
大切なバンドの大切なアルバム ★★★★★
 初めてベルセバを聴いたのがこのアルバムだった。その時すでに「ヤァ カタストロフィ ウェイトレス」が出ていたから随分後追いではあるのだけれど、とても感動したことを覚えている。多分、タイミングがよかったせいもあるのだろうが、特に「My Wandering Days Are Over」は自分にとって今でも本当に大切な曲だ。
 私はこのアルバムにとても包容力を感じる。ドラマチックな人生を送っている人も、(私のように)地味で冴えない人生を送っている人も、あるいは深く深く悩んでいる人も、特に言葉にすることさえ必要ないような感情の起伏や倦怠感に包まれているような人も、このアルバムには何かリアルなものを感じ取ることができるのではないだろうか。彼らの核となる部分が描かれているアルバムだと思う。ともかく、オススメです。
 とはいえ最新作は違うベクトルではあったけれども、本当に素晴らしい作品だったし、このバンドには駄作が無い。だからどのアルバムから入っても良いと思う。
 
偶然は必然として訪れる ★★★★★
この「TIGERMILK」というアルバムは彼らがアマチュア時代に授業の課題として制作され、当時1000枚ほどプレスされました。やがてバンドの人気が上がるとこの幻のファーストアルバムはCD化されるわけですが、当時僅か1000枚だけ刷られたレコードは、当然プレミア物となり熱心なインディー・ギターポップ・マニアの間では数万円の値で取引されていました。このバンド、まずジャケット(というかトータルな部分でのアートワーク)の大切さを知っていて。それは、その徹底された二色刷りが何よりの証拠。これは彼らが敬愛する THE SMITHS の影響でもあるでしょう。メイン・ソングライターであるスチュワ-ト・マードックの才能は次作で一気に開花されるわけですが、このアルバムにおいても「SHE'S LOSING IT」「MY WANDERING DAYS ARE OVER」など以後のアルバムと比較してもまるで劣ることの無い名曲を洗練されたアレンジで書き記しています。また、モッズ風な「YOU'RE JUST A BABY」、エレポップ「ELECTRONIC RENAISSANCE」など、結成当時だからこそ、の初々しくもある多様なアプローチもこのアルバムの魅力の一つであります。
しかし、一歩間違えればこのレコード、本当に1000枚しかこの世に存在しなかったんだと思うと恐ろしい。
ソフト・ロックとギター・ポップ? ★★★★★
ベルセバの歌詞を聴くと、ちょっと傷心してしまいつつも、そのメロディーに口ずさんでしまいます。1曲目の"State that I am in"は弟(兄?)が結婚式で自分はゲイだと告白したことや…息苦しさのあまり、障害者の友達の松葉杖を蹴ってしまったりとか…。悩む、悩む、、、それで、3曲目の"Losing it"では女の子が、おそらく乱暴されたときの心境を、全く切なくなる程のポップなメロディーで歌われています。最後の"Mary Jo"もしっとりとしていて、アルバムを飾るのにふさわしい1曲!!

とにかく、とにかく、オフィシャルのホームページもあるし(検索エンジンですぐ見つかります)、そこでちょっと視聴したら絶対買っちゃう!!
視聴しないで買っても大丈夫!!