食の中国の代表料理は四川、上海、北京、山東料理等多々ありますがこのカキを塩茹でした後の煮汁を加熱濃縮して小麦粉、澱粉等と調味料を加えつくったもので広東料理に主に使われていたようです。独特の旨味で、旨味はラテン、アングロサクソン系の方は舌の味蕾（ミライ）の数がアジア系の人とは異なり旨味というものが分らないようです。煮物、特に炒め物には抜群の味が出、一段上の料理になるのは請け合いです。焼そば、野菜炒めから何でもお使い下さい、美味しくなります。

香港人は基本的に生野菜は食べません。代わりにレタス、青菜類をスープに湯通ししてから、オイスターソースを付けて食べます。レタスにオイスターソースと言うと、イメージが湧かないかもしれませんが、家庭での作り方は、チキンブイヨンか中華スープの素を使って鍋にクリアスープを作り、そこでレタスを軽く茹でます。１０～２０秒程度でしょうか。しなったレタスにオイスターソースを適宜かけるだけです。これで香港の味が自宅で楽しめますよ。