先日放送されたBSの特番で、恥ずかしながら初めて知りました。最初はああウィスパーボイスでありがちか、でも１０年近く前の曲だし９０年代後半流行ってたし（笑）と思ってやさしい歌声に心地よさを覚えつつ
聴いていたら。

歌詞に戦慄してあとは滂沱の涙が止まらなくなりました。

「生まれ変わることはできないよ　だけど変わってはいけるから」

現実を突きつけつつもそういう存在である自分の全てを受け入れやさしく励ますこの一節。

口当たりがいいだけではなくこのようなきちんとした言葉を歌にした方は、今まで知りませんでした。

この曲を聞いて何かが変わりました。確かに。そして結構手遅れ感のある我が人生・・・
田舎で存在すら知りませんでしたがリアルタイムにこのアニメを見ることができていたら、９年前にこの曲と出会っていたら
違った人生になっていたのではないか、とか愚かにも詮無きことを考えたりします。

このようなすばらしい曲を作られた方がもはや天国に召されて、自分のようなどうしょうもない存在が生きている。
そんな考えの自分をもそれでもいいのだと許すようなフレーズにあふれたこの曲で歌いかけてくれる岡崎さん。

手遅れだけど本当にありがとうと言いたいです。

男ですが原作フルーツバスケットを揃えています
原作からアニメを見てみたところ心の優しさはアニメでも繋がっていました
OPが妙にフルバの雰囲気に合っていたので購入してみましたが
なんだろう、この歌を聴くと穏やかな気持ちになります
少しだけ休もうかなと思うときにこの曲を聴くと小さな元気が湧きます
優しい歌詞、優しい声、優しい音楽
私はこの曲と出会えたことを感謝したい

故・岡崎律子様のご冥福を心からお祈り致します
そして大きな感謝を・・・

漫画を読んでいないのが申し訳ないのですが…
林原めぐみさんのラジオで耳にし、岡崎さんのとても優しい歌声とこの曲のメロディに
一度で魅了されました。Vashti Bunyanのレコードのように耳元で歌い手が歌ってくれ
ているようで、まるで岡崎さんの歌声に包まれているような気分にさせてくれます。
私は詩に関してもなにもわからないに等しいのですが、私なりに感じた事を言わせてもら
えば、絶望を乗り越えるのでもなく消化するのでもなく、無理矢理に飲み込んで進むよう
な、決して前向きではないけど儚く美しい印象を感じました。素敵です。

For フルーツバスケット。
この曲を聴くといつも必ず泣いてしまいます。
劇中で使われたシーンを思い出してしまって・・・。

しんしんと静かに降る雪がよく似合う曲です。

　とてもうれしかったよ　君が笑いかけてた　すべてを溶かす微笑みで
　春はまだ遠くて　つめたい土の中で　芽吹く瞬間を待ってたんだ
　たとえば苦しい今日だとしても　昨日の傷を残していても
　信じたい　心ほどいてゆけると
　生まれ変わることはできないよ　だけど変わってはいけるから
　Let's stay together　いつも

　たとえば苦しい今日だとしても　いつかあたたかな想い出になる　
　心ごとすべて投げ出せたなら
　ここに生きてる意味がわかるよ　生れ落ちた歓びを知る
　Let's stay together いつも

詩も素晴らしい。　曲も寂しいですがとても心に染み入るいい曲です。
歌手の歌唱力もすばらしい。　よくぞ、ここまで表現してくれたものです。
たんたんと歌い、ここまで心を揺さぶってくれるとは！

カップリングされている「小さな祈り」もよいのですが、
For　フルーツバスケットが素晴らしすぎて、かすんでしまっています。
For フルーツバスケット最高！　
私の知る曲の中でも５本の指に入るくらいの名曲です。

誰でも悩みは持っている。
みんなの優しい気持ち。支え合える人がいる事の喜び。この曲には未来がある。

そして前向きな気持ちになれたらまた聴いてみて下さい。ただの癒しの曲ではなく、そこにメッセージがあります。