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浮かぶ飛行島

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カテゴリ: Kindle版
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昭和初期の作家である海野十三の作品。作者は逓信省電気試験所に勤務の傍ら、科学小説を書き続け、後に日本SFの父とも呼ばれる。初出は「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1938(昭和13)年]。後に「浮かぶ飛行島」[大日本雄弁会講談社、1939(昭和14)年]に収録。欧州から帰航する途中の練習艦明石が、南シナ海のほぼ中央あたりにさしかかった。南シナ海には欧米中が出資した巨大な飛行島が建設中で、明石の乗組員も二十四時間上陸して見学する事になっていた。明石に乗船中の川上機関大尉も又飛行島に上陸した。しかし二十四時間後の点呼時、川上は帰艦しなかった。川上の行方は?そして飛行島の正体とは?