改訂版電子回路設計はこのようにすればいいパート1
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かなり丁寧に改訂しました。おそらく改訂前は図も小さく、読み辛かったと思います。今回の改訂で図をカラーにし多く取り入れ解りやすくしました。従いまして、より理解がしやすくなったと思います。この程度の設計であれば、1~2時間で理解できないとシステムエンジニアになれません!、実力を試してみてください。かなり丁寧に改訂しました。
とは言いましてもクイズを解くようなイメージでこのような設計もあるのか?などと思って頂ければ幸いです。回路設計に正解はないですね・・・
実際に”装置”をつくる場合に貴方はどうしますか?最初にモータートランジスタの勉強をしますか?あるいはプログラミングの”文法”を勉強をしますか?英語でも文法を知っていても話せなければ何の役にもたちません。。どうも電子回路設計の勉強の仕方がこの英語の勉強と同じように進められていると強く思うのです。高性能のプラモデルを図面通りに造って、オリジナル回路設計ができるようになるとはおもえません。頭の良い方ならば、理解できるとはおもいますが、その設計をした人の真似をしたにすぎません。悪い癖がつきませんか?難しいものを組み立てられないので、「簡単の学べる○○キッド」なる本があったりもします。この場合、特に設計思想が度外視されていますので尚更設計、特にオリジナル商品の設計力はつきません。ですから、その取り掛かりの本として他の著書「実践的デジタル回路読本」で解説しました。しかし、設計の参考事例が最終章の1つの演習だけでしたので、このシリーズでは徹底的に設計の基本思想を学んで頂こうと思います。この書籍はその第一歩です。この書籍は主に中級者レベルではないかとおもいます。この書籍の内容がわからないあるいは、図面に落とせない場合は、まだ実力が足りません。「なるほど」と思って設計力がついてきます。
ですから、この書籍の内容を理解し、回路に落とせられるという実力を是非つけて下さい。重要なのはステートマシンの設計であり状態遷移の考え方であり、カウンタの設計であるわけです。
目次
1・対向する信号機のコントローラー
2・信号システムの流れ
3・優先順位を付けよう
4・フェールセーフ
5・状態遷移図の作成(安易に考えると墓穴を掘る)
6・状態遷移のベース
7・相互監視
8・最初の処理
9・状態遷移図の詳細①
10・夜間モードについて
11・状態遷移図の詳細②
12・サブシーケンサー①
13・サブシーケンサー②
14・回路設計の仕方
15・装置のイメージ
16・実用性は?
おわりに
著者 北島 繁優
筆者略歴
北島 繁優
1964、5,7生
愛知工業大学工学部 電子工学科卒
墨 総合研究所 入所
アイシン精機㈱電子技術部 を経て
㈱北島製作所設立 現在、同社 代表取締役
「電子情報センター」長
著書
早わかり電子回路読本
実践的デジタル回路読本
Verilog HDLで学ぶLSI設計
インピーダンス測定における測定条件の設定・データの解釈と誤差補正の進め
方(共書)
その他