電子回路設計はこのようにすればいいパート2
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大改訂です。極めてスマートに設計し解説してあります。
パート2では回路設計の初心者でも解るように、極めて実用的なR、G、Bを使ったフルカラーLEDコントローラーの設計について詳しく解説します。通信型ですので、結構楽しめると思います。「この内容が理解できない場合は基礎を勉強されるといいと思います。」
「最短でシステムエンジニア」になる方法として理解して頂けるといいと思います。
実際に”装置”をつくる場合に貴方はどうしますか?最初にモーターやトランジスタの勉強をしますか?あるいはプログラミングの”文法”を勉強をしますか?英語でも文法を知っていても話せなければ何の役にもたちません。。どうも電子回路設計の勉強の仕方がこの英語の勉強と同じように進められていると強く思うのです。高性能のプラモデルを図面通りに造って、オリジナル回路設計ができるようになるとはおもえません。頭の良い方ならば、理解できるとはおもいますが、その設計をした人の真似をしたにすぎません。悪い癖がつきませんか?難しいものを組み立てられないので、「簡単の学べる○○キッド」なる本があったりもします。この場合、特に設計思想が度外視されていますので尚更設計、特にオリジナル商品の設計力はつきません。ですから、その取り掛かりの本として他の著書「実践的デジタル回路読本」で解説しました。しかし、設計の参考事例が最終章の1つの演習だけでしたので、このシリーズでは徹底的に設計の基本思想を学んで頂こうと思います。この書籍はその第一歩です。この書籍は主に中級者レベルではないかとおもいます。この書籍の内容がわからないあるいは、図面に落とせない場合は、まだ実力が足りませんので、是非とも他の著書「実践的デジタル回路読本」と併用しながら学んでいただければ、「なるほど」と思って設計力がついてきます。
ですから、この書籍の内容を理解し、回路に落とせられるという実力を是非つけて下さい。重要なのはステートマシンの設計であり状態遷移の考え方であり、カウンタの設計であるわけです。
目 次
はじめに
1・具体的回路設計演習
「通信型のLEDフルカラーのPWM制御コントローラの設計」
2・「通信型のLEDフルカラーのPWM制御コントローラ
の設計
PWMの予備知識
LEDについて
3・具体的な回路設計仕様
通信プロトコル
4・ステートマシンの設計
<リセットステート>
<スタンバイステート>
<data_inステート>
<Emissionステート>
<Witeステート>
<PWMの周波数を決めよう>
<systemCLOCKを決めよう>
<仕様の確認>
5・ステートマシンの図面にする
6・テスト信号線の入出力について
終わりに
筆者略歴
北島 繁優
1964、5,7生
愛知工業大学工学部 電子工学科卒
墨 総合研究所 入所
アイシン精機㈱電子技術部 を経て
㈱北島製作所設立 現在、同社 代表取締役
「電子情報センター」長
著書
早わかり電子回路読本
実践的デジタル回路読本
Verilog HDLで学ぶLSI設計
インピーダンス測定における測定条件の設定・データの解釈と誤差補正の進め
方(共書)
その他