愛され続ける文豪シリーズ 夏目漱石
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若かりしころ、国語の時間に習った夏目漱石のあの作品。
国語に興味がなかった時とは違い、今は読書が趣味。
ゆっくり時間をかけて読み直したい!
そんな人におススメの作品集である。
明治の文豪夏目漱石の作品の中で、
これだけは読んでおきたいという書籍を集めました。
寝る前に、移動中に、旅先で、、、。
時代が変わっても古びない名作の魅力を楽しもう!
●吾輩は猫である
一 吾輩は猫である。名前はまだ無い。…
二 吾輩は新年来多少有名になったので、…
三 三毛子は死ぬ。…
四 例によって金田邸へ忍び込む。…
五 二十四時間の出来事を洩れなく書いて、…
六 こう暑くては猫といえどもやり切れない。…
七 吾輩は近頃運動を始めた。…
八 垣巡と云う運動を説明した時に、…
九 主人は痘痕面である。…
十 「あなた、もう七時ですよ」と…
十一 床の間の前に碁盤を中に据えて…
●坊ちゃん
一 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。…
二 ぶうと云って汽船がとまると、…
三 いよいよ学校へ出た。…
四 学校には宿直があって、…
五 君釣りに行きませんかと赤シャツがおれに聞いた。…
六 野だは大嫌いだ。…
七 おれは即夜下宿を引き払った。…
八 赤シャツに勧められて釣に行った帰りから、…
九 うらなり君の送別会のあるという日の朝、…
十 祝勝会で学校はお休みだ。…
十一 あくる日眼が覚めてみると、…
●草枕
一 山路を登りながら、こう考えた。…
二 「おい」と声を掛けたが返事がない。…
三 昨夕は妙な気持ちがした。…
四 ぽかんと部屋へ帰ると、…
五 「失礼ですが旦那は、やっぱり東京ですか」…
六 夕暮の机に向う。…
七 寒い。手拭を下げて、湯壺へ下る。…
八 御茶の御馳走になる。…
九 「御勉強ですか」と女が云う。…
十 鏡が池へ来て見る。…
十一 山里の朧に乗じてそぞろ歩く。…
十二 基督は最高度に芸術家の態度を具足したるものなりとは、…
十三 川舟で久一さんを吉田の停車場まで見送る。…
●夢十夜
第一夜 腕組をして枕元に坐っていると、…
第二夜 和尚の室を退がって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると…
第三夜 六つになる子供を負ってる。…
第四夜 広い土間の真中に涼み台のようなものを据えて、…
第五夜 何でもよほど古い事で、神代に近い昔と思われるが、…
第六夜 運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいると云う評判だから、…
第七夜 何でも大きな船に乗っている。…
第八夜 床屋の敷居を跨いだら、…
第九夜 世の中が何となくざわつき始めた。…
第十夜 庄太郎が女に攫われてから七日目の晩にふらりと帰って来て、…
●三四郎
一 うとうととして目がさめると女はいつのまにか、…
二 三四郎が東京で驚いたものはたくさんある。…
三 学年は九月十一日に始まった。…
四 三四郎の魂がふわつき出した。…
五 門をはいると、このあいだの萩が、…
六 ベルが鳴って、講師は教室から出ていった。…
七 裏から回ってばあさんに聞くと、…
八 三四郎が与次郎に金を貸したてんまつは、こうである。…
九 与次郎が勧めるので、三四郎はとうとう精養軒の会へ出た。…
一〇 広田先生が病気だというから、三四郎が見舞いに来た。…
他三章
●それから
一 誰か慌たゞしく門前を馳けて行く足音がした時、…
二 着物でも着換へて、此方から平岡の宿を訪ね様かと思つてゐる所へ、…
三 代助の父は長井得といつて、…
四 代助は今読み切つた許の薄い洋書を机の上に開けた儘、…
五 翌日朝早く門野は荷車を三台雇つて、…
六 其日誠吾は中々金を貸して遣らうと云はなかつた。…
七 代助は風呂へ這入つた。…
八 代助が嫂に失敗して帰つた夜は、…
九 代助は又父から呼ばれた。…
十 蟻の座敷へ上がる時候になつた。…
他七章
●こころ
上 先生と私
中 両親と私
下 先生と遺書
奥付