面白いー
★★★★★
宗教と科学、その2つの視点での物語展開が面白い本です。綿密な美術品の描写が独特の雰囲気を醸し出し、諸々の科学の説への言及が読む側を引き込んでいき−−!最後辺りでの二転三転の展開ではもう興奮しっぱなし、読み終えた後の高揚感が半端なかったです。
ラングドンシリーズの2作目からこの1作目へとくるという、いかにもミーハーな読み方だと自分でも自覚はしているのですが、でも本当に読んで良かったと思える作品でした。3作目も、是非読んでみようと思います。
一気に読み下しました
★★★★★
ページを繰る手が止まりませんでした。
仕事中も「早く読みたい」と、続きが気になってしまいました。
そうさせた理由としては、
情報が細かく伝わってきて、なおかつわかりやすい点ではないでしょうか。
洗練された言葉遣いによリ、景色や人物に関する情報がすんなりと受け入れられる事が出来ます。
さらには、途中に何度も挟まれるウィットでユーモアのあるジョークではないでしょうか。
思わずクスッときてしまうものが満載です。
ダビンチコートの魔法はありませんでした。
★★☆☆☆
私にはそんなに面白くありませんでした。
ダビンチコードより面白いというので、大変期待してたのですが・・
ダビンチコードは、あまりに面白く、まるで魔法にかかったように、本をおくことができず、徹夜で前後篇読み終えてしまったのですが。
芸術家には大変興味があるけれど、科学者にはまったく興味がないのを、自分で忘れていました。
カメルメンゴの奇跡
★★★★☆
多くの芸術と絡めて、過去の結社と現代の事件の秘密を紐解いていく手法はさすがです。
あっという間に読んでしまいました。
ラングドン教授が事件にまきこまれるまでの展開が、やや無理やりな感じを受けました。
思わず、なんで協力しなきゃならないの?っとつっこみたくなります。
この辺は、ダヴィンチコードの方が分がありますね。
当初からいかにも悪そうなセルンの所長が後半の話に絡みだし、
これが黒幕か?っと思って読んでいましたが見事に裏切られました。
謎解きなのに、最後は天の啓示や奇跡で幕を閉じるのかっとあり得ない展開に
やきもきしましたが、最後の結末はさすがとしかいえません。
今回の作品は、ベルニーニの作品からあっさり謎を解いていってしまっていたのですが、
最後まで読んで、あまり謎解きには重きを置かれていなかったのだなっと勝手に納得しました。
おすすめです。
ANGELS&DEMONS
★★★★☆
二転三転する物語の展開にぐんぐん引き込まれる。どうやって収拾するのだろうと心配になるくらいの展開にはらはらする。そして、最後の最後まであっと驚く暴露がある。少しくらい語彙が分からなくても充分楽しめるし、不思議と大事な場面はすっと入る。映画は見ていないし、邦訳もちらっと見ただけだが、やはり原書で読む醍醐味は格別だ。映画はかなり大幅な変更がされたということだから、今秋発売のDVDで比較しながら楽しみたい。それにしても、精神的にも肉体的にも極限まで追い詰められながらも‘Think!'と自分を奮い立たす主人公ラングトンに生身の人間の強さを見た。