怖くて妖しい新雨月物語
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日本文学最高傑作の怪奇小説が現代に蘇る!
『雨月物語』とは江戸時代後期に著された怪異小説の代表作!
時代を超越した普遍的な真実。人間の本性の怖さ、哀しさが見えてくる。
今回は原作を元にアレンジをした9作品を収録。
原作を読んだことのない人にも楽しめる内容となっており、
読んだことのある人にはさらに面白くなる作品集となっております!
この本の扉を開けて、この怪奇な世界を堪能して下さい!
怖くて妖しい新雨月物語
目次
耳鳴り ~白峯より~
約束の時間 ~菊花の約より~
かくれんぼう ~浅茅が宿より~
黒い飛翔 ~夢応の鯉魚より~
仮面舞踏会 ~仏法僧より~
リセットボタン ~吉備津の釜より~
雨宿り ~蛇性の婬より~
難問 ~青頭巾より~
愛があれば ~貧福論より~
うげつものがたりをよめ(「あとがき」にかえて)
矢島 誠(やじま・まこと)
1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、88年「霊南坂殺人事件」でデビュー。「星狩人」で、第29回江戸川乱歩賞候補。
第8回横溝正史賞候補となった「双曲線上の殺人」は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。
長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。近著は、「一番手柄」(松島京作名義・松井計氏との合作)。