過去の幸せな結婚生活と、現在の緊迫した逃避行。二つが交互に語られていき、やがてそれが一つにつながる時、恐ろしい秘密が明らかになります。しかし謎はそれだけではありません。一緒に逃亡している男、さらにヒロインまでもが、それぞれ過去に秘密を抱えているのです。
さすがにサンドラ・ブラウン、手に汗握る展開、禁断の恋、個性的なキャラクターなど、最後までたっぷり楽しませてくれます。途中でやめられません、時間がたっぷりある時に読んでください!
サブ・ストーリーが妙にユーモラスで・・・。
これまた、一味違ったサンドラ作品といえそうだが、
読み始めたら止まらなくなるスリルとスピード感はピカイチ。
ヒロインが「見てしまった」シーンを読んでいるときは思わず「アメリカってこわーい」と叫んでしまいました。(行くのは都会だけにしよう・・
ストーリーもぐいぐいと引き付けられ、寝不足になってしまうこと請け合い。しかも、話が終わったと思ったら、まだトリックがしかけられていて、さすがサンドラ、と唸ってしまった。本当に面白いのでどれを買うか迷ったときはこちらをどうぞ。