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カーネギー・ホール・コンサート

価格: ¥1,785
カテゴリ: CD
ブランド: Sony Music Direct
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キャロル・キングとジェームス・テーラーが共演する「ユーブ・ガッタ・フレンド」 ★★★★★
キャロル・キング 1972年6月カーネギーホールでのコンサート。
アルバム「タペストリー」が話題となり、「イッツ・ツー・レイト」などがシングルヒットしビルボードチャートで1位。そんなころのライブCDです。ピアノ1台で「アイ・フィール・ジ・アース・ムーブ」で始まります。「ソー・ファー・アウェイ」いい曲ですよね。途中からギターでダニー・コーチマーが参加し「イッツ・ツー・レイト」。後半では、サプライズゲストで、ジェームス・テーラーが共演し「ユーブ・ガッタ・フレンド」等々。ファンにはたまらない最高のアルバムだと思います。
安! ★★★★☆
タペストリーが好きなのなら間違いなく買いだと思います。
よくぞこんな音源が残ってたものだ ★★★★☆
1971年6月18日、New York の Carnegie Hall でのライブ盤である。

この時期彼女は、大名盤『Tapestry』をリリースした直後。
SSWとして不動の地位を築きはじめた頃である。
(職業作曲家としてはとっくに成功してたけど....)

折しも、『Tapestry』からシングル・カットされた「I'ts Too Late」が
このコンサートの翌日から5週連続全米No.1を獲得しているそうだ。

Danny Kortchmar(g)、Charles Larkey(b)のサポートがクレジットされているが、
聴いた印象は全編シンプルな彼女の弾き語り。
「You've Got A Friend」とメドレーでは、サプライズ・ゲストでJames Taylor
が登場している。

録音も悪くない、もちろん彼女の声、曲は最高。

最初のリリースは1996年だそうだ。

よくぞこんな音源が残ってたものだ。
象徴的なコンサート ★★★★☆
 有名な話ですが、キャロル・キングは58年に一度デビューしたものの売れず、作曲家に転向し夫ジェリー・ゴフィンとのコンビで1960年から1963年にかけての20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出し一躍有名になりました。しかし、64年からはBritish Invasionのあおり・結婚生活の破綻などもあり一時期音楽シーンから姿を消します。その後ヴェトナム戦争の泥沼化や"Love & Peace"の時代の終焉とともに時代が「個」と対峙する歌を必要とするようになった1970年代にシンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始し、セカンド・ソロ・アルバムである『つづれおり』(71年2月10日発表)は同年6月19日にチャートNo.1となりそのまま15週連続1位、72年のグラミー賞で4部門制覇しました。薀蓄オシマイ。
 このカーネギー・ホールのコンサートはチャートNo.1になる前夜にあたる6月18日に行われたものです。コンサートはまるで家で録音したデモ・テープのように地味に、手探りするように始まります。キャロル・キングがステージ恐怖症だったと聞いたことがありますが、それは本当なのかもしれません。キャロル・キングの歌はアルバムでの録音より更に線が細く音程も不安定です。しかし慣れると気になりませんし、あの独特の歌声や白人らしからぬR&B風の歌いまわしが心地よいです。ピアノも上手いとは言えませんが、作曲者の強みというか、作曲者に対する信頼からか、これもあまり気になりません。個人的には、『つづれおり』ばかり聴いているので、「それ以外の曲」もやはり同じように美しく価値あるものだと再認識させられました。観客の歓声や拍手などの反応はキャロル・キングに対する暖かい眼差しを感じさせます。サプライズ・ゲストとしてジェームス・テイラーが参加して大円団に至りますが、ここまで一貫してコンサートはアット・ホームな雰囲気のままで、聴いていて和やかな気分に浸れます。
 ロックの激動の時代から70年代のシンガー・ソングライターの時代への移り変わりの一瞬を捉えた、貴重で象徴的な名コンサートと言っていいでしょう。クオリティとしてはともかく、歴史的な意味で一聴の価値があるアルバムと思います。
豊かな音楽を共有した時代 ★★★★★
自分の詩を自分で歌う。そんなシンプルなことが、まだ珍しかった時代、というよりこの人から始まった、と言っていいのかもしれないくらい偉大な女性です。 

伝説の名盤「タペストリー」の直後、そして私的には二度目の結婚の後、と彼女にとって最も幸せを謳歌しているんだなぁ、という感覚が、解説を通さなくても、彼女の雄弁な声を通して聴く者に伝わってきます。
一つの舞台。始めは一人ピアノと向かい合ってわずかに緊張しながら、やがてベース、バイオリン、と信頼する友人たちを招き、最後にはジェイムス・テイラーの“サプライズ”…。

観客のどよめき、感動、讃美の声が、怒涛のように聞こえてきます。演奏する彼女も、それに勇気付けられるように世界にのめり込んでゆきます。

わずかな伴奏と、技巧ではない歌唱力と。そして一途に耳を傾ける観客がいるというだけで、こんなにも豊かな時間を造り、多くの人が至福を共有できるものか、という音楽というものの原点とも言えるステージです。

私は、この一枚で、時代を遡って彼女の最高の瞬間を共有することができました。