▼第0話/日本一の山▼第1話/半分成人式▼第2話/旅立ち▼第3話/運勢▼第4話/信念▼第5話/僕にとっての山▼第6話/ルート(前編)▼第7話/ルート(後編)▼第8話/山男 ●主な登場人物/島崎三歩(海外の山々を登り、故郷に戻り民間の救助ボランティアをしている)、野田正人(長野県警の警察官。山岳救助隊チーフで、三歩の幼なじみ)、椎名久美(野田の部下で山は初心者。今ひとつ山を好きになれずにいる)、ザック(三歩のアメリカ時代の山岳救助チームメート) ●あらすじ/無理やりサポート役として同行してきた三歩とともに、富士山へ登りにやって来た「谷村山荘」のおばちゃん。だが一合目から登るという三歩と早速別れ、バスで五合目へ到着したおばちゃんは、途中にある休憩所で息を切らす女性に声をかけられ、一緒に登山することになるが…(第0話)。 ●本巻の特徴/山で父を亡くした少年・ナオタが将来の夢を語る「半分成人式」。結婚式を控えた娘とその父親が、山行中に鉄砲水に見舞われてしまう「旅立ち」など、全9話を収録!!
画風が荒くなった
★☆☆☆☆
明らかに前5巻と比べて、画風が荒くなったと感じた.
ホント作者が変わったんじゃないかとおもうぐらい・・
作品の内容も前5巻と比べてあきらかに浅い.
いったいどうなったのだろうかとおもう.
残念
★★★★☆
6巻中最も面白く読みました。次巻が楽しみです。
残念なのはストーリーの中に、他の登山者に装備を借りたり、
山に生える山菜を採るシーンがあるところ。
「自己責任」「持ち込まない、持ち出さない」というのは山に於ける大切なルールです。
「岳」を読んで山を始める人達の為にも、そこだけはしっかりして頂きたいです。
谷山山荘のオバチャン登場
★★★★★
心温まるエピソードばかりです
なかでも谷山山荘のオバチャンが少年院を出たばかりの子供を
預かる話が最高です
何度も読みました
目頭が熱くなりました
谷山山荘のオバチャンに乾杯です
何度も目頭が熱くなりました
★★★★★
山岳遭難救助隊員・島崎三歩の前向きな言葉、迷っている三歩に勇気を与えた恩師の言葉、山荘のおばちゃんがトイレで流す涙・・・。山を愛し、山に登る人たちの言葉や心映えのまっすぐで、あたたかなところに、ぐっときちゃいますねぇ。
▲ シリーズ第3巻「オトコメシ」に登場した少年・横井ナオタと、三歩にいちゃんとの再会の話・・・・・・「半分成人式」。
▲ 父親と娘、ふたりにとって忘れられない思い出が、登山の最中のアクシデントを通して生まれる様子を描いた・・・・・・「旅立ち」。
▲ 少年院から山小屋に来た少年と、少年を世話する山小屋のおばさんとの気持ちが通い合う姿を綴った・・・・・・「僕にとっての山」
▲ 山で道に迷った若者の視点から、救助を要請した側と捜索する側との接点、彼らが邂逅するまでを描いた・・・・・・「山男」
▲印をつけたこの四つの話が、なかでも面白かったです。
そのほか、「日本一の山」「運勢」「信念」「ルート(前編)」「ルート(後編)」を収録しています。『ビッグコミックオリジナル』 2007年第17号〜2008年第2号に掲載された作品。
このシリーズの清々しさと、心にしみる味わいはとっても好きですが、本巻もよかったなあ。何度も目頭が熱くなりました。
山では、誰もが笑うのだ
★★★★★
巻を重ねても、自然の描き方、登場人物の心理描写など、丁寧で繊細であることに感心します。
綿密な取材と、何よりも作者が山が大好きであるということの証でしょう。
登場人物すべてが魅力的で、ただひたすら読んでいて気持のいい漫画です。
私は思わず車を走らせ近くの山にまで行きました(笑)