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謀殺 下山事件 (祥伝社文庫)

価格: ¥750
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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唯一のジャーナリスト 矢田喜美雄 ★★★★★
以前アルカイダとして誤認逮捕されたバングラディシュ人の損害賠償裁判を東京地裁で傍聴した。事件を支援する同志社大学の浅野健一さんも傍聴され公判終了後に日比谷公園の喫茶店でコーヒーをご馳走になりお話を伺った。私は自己紹介して戦前に特高に検挙されたが
「先生は無実と解ってるからもっとがんばらなきゃだめですよ」取り調べた特高刑事に励まされた温厚なリベラリスト(戦後同志社大学教授)と同姓同名で間違えた人がいたと話した。公判では警察情報を裏取りをせず報道した日本テレビの記者が出廷して弁護士の厳しい追及にしどろもどろの証言をして裁判官も呆れた顔していた。裏を取らない取材をしないで警察、検察のリーク情報をそのままテレビ、新聞が垂れ流すそのことにマスコミ人が何の疑問も持たない。いつからこんな事になったんだろ?さて「謀殺 下山事件」は1949年(昭和24年)7月6日に起こった当時の初代国鉄総裁・下山定則の轢死事件を追った朝日新聞記者・矢田喜美雄(1913年ー1990年)の文字通り体を張った迫真のドキュメントである。詳細は本書を読んで頂くとして矢田さんとはどんな人物なんだろう?早稲田大学文学部卒。早大競技部に所属。まあ体育会系の人。1936年のベルリンオリンピックに出場、ハイジャンプで5位入賞。そうするとリフェンシュタールの映画「民族の祭典」に写ってるかもしれない。本書には怪死した下山もベルリンにおり菩提樹通りで偶然会い励まされたそうだ。菩提樹通りは映画「ベルリン 天使の歌」でお馴染みの塔のあたりからブランデンブルグ門に至る大きな通りで私もベルリンを訪れたおり歩いてみた。それはともかく日本にも反骨のジャーナリストが存在したということである。
どんだけ〜 ★★★☆☆
僕も他殺だと思うんだけど、、自殺論者を納得させるにはパンチ不足かな?
著者の憶測で書いている部分が多いと思うから。
総裁の死体を運んだという人物の話も胡散臭いなぁ

だったらオマエが調べて書けって?!
失礼しました〜



これを読まずして下山は語れず ★★★★★
松本清張「日本の黒い霧」で大枠をつかみ、本書で仔細に検討するというのが
下山事件への正しい取り組み方ではないかと考える。
いわばこの本は下山事件の基本書である。
森氏の「下山事件」は、この本からの引用で成り立っているといっても過言ではない。


日本人なら、下山に興味があるなしは別として、最低この本だけは読んでおいてほしい。
こういうことが二度と繰り返されないように。
下山事件の基本文献 ★★★★★
本書は、言うまでもなく下山事件に関する基本文献の1つです。他殺説に立った代表的な文献です。下山事件について、本書と、松本清張氏の『日本の黒い霧(上)』は必読です(なお、自殺説の代表的な重要文献である『下山事件全研究』は品切れになっています)。戦後最大の謎である下山事件について本書で復習しましょう。本書でイニシャル、仮名になっている人の実名の多くは森達也氏の『下山事件』で知ることができます。なお、本書は熊井啓監督の手で映画化もされています。
下山事件・他殺説の最重要入門書 ★★★★★
下山事件ては発生直後から以下の二つに分かれていて、50周年目の1999年に各社「50年目の下山事件の真相」本を発売してるが、基本的には下の派閥で自説を展開してるに過ぎないと思う。真相は闇の中か
【他殺説】
・東大古畑教授の司法解剖による「死後轢断」鑑定~他殺?
・捜査2課・東京地検・朝日・読売新聞が支持
【自殺説】
・慶応大中舘教授・名古屋大小宮教授・東京都監察医八十島博士(事故現場で最初に遺体を監察)による古畑鑑定への反論
・「生体轢断」=自殺説
・捜査1課・毎日新聞が支持

捜査1課は早くから自殺説を確信し公表の予定だったけど、占領軍から
「左翼による殺人を匂わせろ」との圧力で捜査本部解散・真相未発表。
そこで共同通信に「轢断事故」捜査1課報告書(自殺説)をリークした。
ところが東大鑑定の「死後轢断」がネックになって二課と地検が他殺捜査を続けいちおうそっちの捜査記録には真偽不明ながら
「下山総裁の身代わりのCIC籍氏名きく○○ろく」
「死体運搬を担当した赤羽在住の建設作業員」なんて供述調書があるらしい。
読売新聞の鑓水徹記者は、熱海で入水自殺した元北海道国労細胞H・Oの遺書「下山総裁誘拐実行ノート」っての60年代所持してたらしいけど、いろいろ脅迫があって 怖くて焼き捨てたと・・・自称。

ま、詳細は本書を読んでください。他殺説のなかでは本書が一番詳細です