アマゾンの勇姿に感涙
★★★★★
正直、このシリーズはあまり好きではありませんでした。
テレビシリーズの後日談ですからそれは当然でしょうけれども
あまりにも細かい部分(佐久間ケンなんて誰も覚えてないよ?)に
強烈なオタク度を感じてしまい、あまりのめり込めなかったのが
率直な感想でした。
でも・・・マサヒコの危機に颯爽と蘇生するアマゾンライダー!
しかも主題歌付き!
すいません、涙ボロボロ出ちゃいました。
魂が揺さぶられました。
正に「Spirits」ですね。完敗です(苦笑)。
緑川ルリ子と立花藤兵衛との再会シーンが簡単過ぎて拍子抜け
★★★★☆
緑川ルリ子と立花藤兵衛との再会シーンが簡単過ぎて、拍子抜けしてしまいました。
ルリ子が「マスター・・・お久しぶり」と声をかけるのは、本郷猛と一緒にショッカーと戦っていた頃のおやっさんの職業が喫茶店のマスターであり、ルリ子はそこでバイトしていた記憶に基づくものなので、背景を知ってるファンにはとても嬉しい再会シーンです。
なのに、おやっさんの返事は「ああ」だけ!
小林昭二さんが生きておられたら、「ルリ子、立派になってどうしたんだ!」って声をかけられたに違いないと思います。
この再会シーンが残念だったので、星4つとさせて頂きます。村枝先生、ごめんなさい!
☆やっと本来に戻った感じが・・・☆
★★★★★
アマゾンが腕ごと腕輪を取られ仮死状態に。腕輪にはビクトル・ハーリンの分析によりアマゾンの生死に関わる秘密があった。古代インカの科学や、滅びたインカの命たちに加え、“まさひこ”やビクトルに滝も加わり“トモダチ”のパワーでゼクロスを中心に、奪われた腕の奪還を図る戦いへ。前巻で突如現れた“緑川ルリ子”の指揮能力が冴えます。
敵は腕輪の力でアマゾン化した“ゼロ大帝”。スピリッツ部隊やビクトルの指示で動く“ムシビト”も相当の被害を受ける中、激戦が繰り広げられる。
バダンの科学力をもってすれば、人類撲滅ぐらいは簡単そうなのに、バダンは人類を必要として生かしているようだ、そこに秘密がありそうだと海堂博士が分析するころ・・・。
残りの組織は少なくなり、ドグマ・ジンドグマ・ショッカー。デルザー軍団は別組織かな?終盤はスーパー1編へ。悪魔元帥とともに現れた幹部たち。私は結構キャラ的には好きなんですよね〜・・・魔女参謀と妖怪王女の衣装がセクシーなので。
人間に絶望の雰囲気が強く、ジュニアライダー隊も困る中に怪人が現れ、助っ人に現れたXライダーとスーパー1の戦いが始まる。
主題歌が聴こえてくる漫画
★★★★★
前巻で大負傷したアマゾンが復活して大活躍する話です。
絶対こうなるだろうなとわかっていても復活させる演出がすばらしくかっこいいのでつい感動を覚えてしまう漫画。
第10話「友よ、おまえのためならばアマゾンライダーここにあり」主題歌の歌詞から引用したタイトルがまたしびれる。実際漫画から歌が聞こえてくるような展開にさらにしびれる。
リメイク作品数ある中の最高傑作のひとつなんじゃないかなと毎巻思わされるなぁ・・・・
最後はスーパー1編に入ったところで続く。
人間の意地
★★★★★
アマゾン死亡?ZX消滅!?という事態で希望を繋ぐのは生身のキャラクター達。
今まで守ってくれたライダー達の信頼に応える名場面です。
滝は修羅場潜ってますからまだ良いですが、
(昔そこそこ慣れているとはいえ)マサヒコなんか自身の恐怖心と戦っている様が良く出ています。
アマゾンの新しい「トモダチ」であるビクトルへの意地も上手くモチベーションにしてた模様。
でもアマゾンには先輩も後輩も関係なし(笑。
(ZXは彼を「先輩」と呼んでますが、その内、訂正させられそう…)
彼のような奴が一人ぐらいいても良いですね。(いっぱいいたら困りますが)
以前、バゴーの改造技術と大首領の関りも上手くリンクさせてきました。