ルイズの決意
★★★★★
サイトが死んだと思い込み、日常生活も満足に送れないほどの欝状態に陥るルイズ
そんなルイズがシエスタのお陰である決意をします
そしてその決意は当のシエスタあきらめた時でさえ揺らぐことはなく・・・
ファンの間では7巻ラストの結婚式〜今作は『ゼロの使い魔』の中でも最も盛り上がった部分だと評されることが多いです
(もっとも、14巻の出来次第では13巻ラスト〜14巻はこれを越えるかもしれませんが)
6巻7巻でのサイトの想いを受け止め、行動するルイズは涙を誘います
思えば某掲示板でよく言われる、ルイズの「サイト依存症」の気が明確になったのはここからでしょうか?
壊れた絆
★★★☆☆
全軍を守るために盾となれ!ルイズに下った命令は、まさにそうとしか言いようのない過酷なものだった。敵軍の前に一人向かい、足止めを行う。降伏も撤退も認めない。そんな任務をルイズは、味方を守るための名誉と死地に向かおうとする。自分の役目は、ご主人様の盾、と才人はルイズを眠らせ、デルフリンガーを引っさげ、敵陣に突っ込む。力尽き倒れた才人はデルフリンガーの力で森に運ばれたが、瀕死の状態だった。そして、学園に戻ったルイズは才人を失った悲しみに沈んでいた...
今回は、これまで主人と使い魔という関係にあった二人が、その束縛から解き放たれてしまいます。使い魔でなくなった才人は、命が助かったもののルイズのもとに戻ることができません。一方、ルイズは才人との夢の中におぼれこんでいます。そんな二人が周囲の助けを借りながらもなんとか、前に進み、お互いの存在を、自分を見つめなおす大事な場面です。デルフリンガーの意味深発言も多くて、今後の鍵となる巻でしょう。次が楽しみです。
最新刊!
★★★★★
現在アニメでも好評放送中の、人気ファンタジーシリーズ第八巻!
前回のラストにルイズを守るため、一人アルビオン軍に立ち向かったサイトは、瀕死の重傷を負ってしまったところを、運良くハーフエルフの少女ティファニアに助けられ、一命を取り留める。
しかし、引き換えに『ガンダールヴ』の力を失ってしまい、ルイズからは、死んでしまったと思われてしまう。
今回は、完全に前作の続きですから、途中から読む方は、まず七巻から手に取ることをおすすめします。
さらに、これまでとは違い、ゆっくりした流れで話が進みますので、一巻から読んでいる人にとっては、ちょっと物足りないかも。
それでもサイトのボケは健在で、読者を今まで通り楽しませてくれますよ。
また、今までそのボケに突っ込みを入れたり、極度のツンデレっぷりを発揮していたルイズが、サイトのことを一心に思い続ける様には切なくなります。
無難な出来かな
★★★★☆
このシリーズを8巻まで読んでいる読者なら、このシリーズを読む時に
ルイズのツンデレっぷり以外の内容に期待している読者は殆どいないと
思われますが、そういった意味では期待を裏切らない出来でしょう。
十分に楽しめる。ルイズが素晴らしい程可愛らしく書かれています。
しかしそれ以外の部分では魅力的な部分は少なかったかな。
というかルイズのツンデレを際立たせるために周りのストーリーが作られ、
その他の物語部分、キャラクターなどは全てルイズを可愛らしく見せる
ための伏線ではないかと疑ってしまうほどです。
いずれにしても、既に7巻まで読んでしまっているのであれば、
読んで損は全く無いでしょう。
楽しい時間はあっと言う間・・・
★★★★★
7まで読んだ方には待ち遠しかったと思います。あっという間に読み切ってしまいました。前の方が書いている通り次巻が待ち遠しいです。ある程度結果と言うか落ちは想像がつくかも知れませんが過程を楽しむのがお約束でしょう。伏線もそれなりに、大小ちりばめられています。一応戦争の終結、一段落を迎える巻なので安心して次巻を待ちたくなる楽しい巻となっています。すぐに読まれる事をお勧めします!