この本は約６６％（約３１０ページ）が豊富な個々の種別写真群で構成されのこりのページが英語での解説です。
日本で見られるチシギをほぼモーラ（約９５％）しています、
逆に言うと記載されてない数種のチシギは世界的には稀少種であることが確認できます。
もちろん日本ではお目にかかれない種も「へえ〜こんなチシギもいるんだ、日本に来ないかなあ〜」とか確認でき、
写真には表情のアップあり、群れの姿（多種混入）あり、夕日に写るロンティックな姿あり、シギの識別の特徴を示す部分写真あり・・・とチシギの姿、生活をそのままの形でとらえられ写真の質も絶賛！すばらしい出来ばえといえるでしょう。
私自身、最近はこの本をながめながら世界の広大な干潟を思い眠りにつく日々が続いてます。

方々で評判が高い、北米のシギチ写真図鑑。
日本で観察されるシギチも多く掲載されているので識別の参考になる。実際、日本で撮影されたカットも数点掲載されている。
ページが多いので1種類あたりのカット数も多く、写真自体のクオリティも高いので、シギチの写真集としても楽しめる。
また、所々に識別に関するクイズがある。この趣向は日本の図鑑にはないのでおもしろい。
シギチファンなら満足できるのでは。