『自分の身を守るにはどうしたらいいのか？』というところに重心を置いて
どのような場所が危険なのか、もし怪しいと思ったら、実際に捕まってしまったら
ということについて様々な予測と自衛の手段そして肝に銘じておくべきことをはっきりと書いていて
自分の危機管理意識を改め、これまで気付かなかった危険に対しても予測できるようにいつでも頭の隅に置いておこうと思える一冊です。

今日から役立つことばかり。
わたしが、子供が、兄妹が、友人が、こんな被害にあわないように、ぜひ読んでいたい一冊。
ついこの前も、近所で女子高生がクルマの３人連れのオトコに連れ去られそうになりました。
教室で同級生を刺したりしたし。この先、日本はどうなるのでしょうか。

いきなり誰かが襲ってきたら？あなたはどうするのでしょう？
そんなときの前にこれを読んだらとても役に立ちます。
そして、警察について考えを改めさせられました。
今まで目をそらしてきた出来事にも目が向き、人が助けられるかもしれません。
人に頼らず、自分の身は自分で守らなくてはいけない
被害者になってしまったら、もっと辛くなる

日本が平和なのはもう過去のこと

いつから日本はこんなに治安の悪い国になってしまったのだろう。

池袋通り魔事件（１９９９年）
杉並オヤジ狩り事件（２０００年）
西武線暴行致死事件（２００１年）
名古屋アベック殺人事件（１９８８年）
桶川ストーカー殺人事件（１９９９年）
愛知ストーカー殺人事件（１９９９年）
自衛官ストーカー事件（２０００年）

沖縄北谷婦女暴行事件（２００１年）
京都メル友殺人事件（２００１年）
黒磯女児誘拐事件（２００１年）
山口県光市母子殺人事件（１９９９年）
豊川主婦刺殺事件（２０００年）
東村山ホームレス殺人事件（２００２年）
栃木リンチ殺人事件（１９９９年）
神戸商船大大学院生殺害事件（２００２年）

各章の間に具体的な事件として記載されている事件は、発生当時はセンセーショナルな話題になったものばかりだが、次々と新たに起こる事件に呑み込まれ事件の名前だけではどんな事件か思い出せない事件も多い。

かつては「水と安全はタダ」と言われた日本だが、もはや日本は安全な国ではなくなってしまった。

まさかの時に備えて覚えておきたい知識がいっぱいである。