最大限の可能性を無理やり引き出させるカードです
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常日ごろからウエイト版と併用してケースによって使い分けています。タロットはデッキによって導き出してくるアドバイスの切り口が違いますが、シンプルな占い〜未来予測にはウエイト版を使うほうがイメージが浮かびやすいです。
トートを使うのは、普通なら乗り越えるのが難しいような状況について「どう切り抜けるか?」アドバイスが欲しい時です。かなり厳しい問題でも「行けるぜ!やれ!」と叱咤激励してくれますし、トートからアドバイスされるとほんとに「やれるモード」になるのが不思議です。さすがのパワーです。不可能を可能にする、困難を突破するのに役立つカードです。まさに魔術的な効果たっぷりのデッキです。ただ、かなり無理やり頑張らされるのは確かですが…
絵柄にもとても迫力があり、重量感があります。大判では広いテーブルが必要です。この絵柄はやはりこれくらい大きい方がいいなと思います。ただナイトの絵柄がいまひとつなのはわたしも同感です…
西洋占星術のサインと惑星の情報も入っているので、占星術に親しんでいる方には面白いのでは?ウエイト版と比べてダークなイメージはありますが、口うるさいけど親切なおにいちゃん的なキャラクターのように個人的には捉えています。そんなにおどろおどろしくはないと思います。
何はともあれ名作デッキであることは間違いないです。
あえて基本としたいカード
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アレイスター・クロウリーの不朽の名作カード。ライダー版タロットと双璧をなすカードではありますが、私はあえてこちらをスタンダードととらえ、緻密にタロットの持つ、数と記号の秘密と魔術を自らに叩き込むことを自らに課したいと思うほどです。ただ、幸か不幸か、ライダー版のようなメジャーな存在に対するダークサイドの存在というポジショニングがまさに絶妙であるのも確かで、昼間の顔はライダー版、夜の顔(真の顔)はトートタロットという風情で人々に接するのが粋であると言えましょう。まずは一つ入手することが始まりのカードです。合わせて『トートの書』を必ず買わないと使いこなすことはできないと思います。読めば読むほど深い奈落に落ちていくような世界です。
深層心理を深く掘り下げるなら・・・
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クロゥリーの場合、
正位置に配置するだけの方法でも、各カードが容赦なくフォーカスしてくるので深層心理を見破られちゃいますね。・・・
そういう意味で、解ってはいても、ほんのり表現して欲しいような甘えがあるうちには、
他のロマンティックなカードを使用しつつ。。。
事の真偽を極めたいような、そういう状況の時には、他のカードの比では無い!
。。と感じます。
絵柄がダイレクトなので、初心者には難しいと言われていますが、
私は一番最初に臨床心理学者のイギリス人にリーディングをして貰った時のカードがこのカードでした。。。
自分の心の内側を甘く見ていた年齢でもあったので、かなりのインパクトと目からウロコの体験をしたことを思い出します。
そして、解説書に頭を使うのではなくて、
直感を引き出す意味でのカードの感じ方をこのカードを繰り返し使いながら自問自答し身について行ったのだろうと、今振り返るとそう思います。。。。
そのお陰なのか、
他のカードの全てをとても容易に扱えるようになるのも早かったようです。
別にプロにならなくとも、自分の事ぐらいは、ハッキリとしっかりと、
逃げないで見詰められるようになりたい。・・・・
そういう思いでタロットを学んでいらっしゃる人にこそ、ぜひ、試して頂きたいです♪^^
多少大判なのですが、
小型版と比較すると、そのエネルギーの明瞭さが際立って違うことが解ります♪
色々な意味で強力なエネルギーを持っていますので、
新月の前には、セージを焚きながら優しい気持ちで浄化して使っています♪^^
タロット好きなら持っていたい名作
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Thoth Tarot Deck
クロウリー好きや魔術に興味がある方ならもちろん、美術品としてタロットを見る方にもお奨めの歴史的名作です。
通常のデッキよりやや大判ですが、前衛的で迫力のある絵の内容にはピッタリのサイズだと思います。私はもう一回り小さめのサイズのトートも所有していますが、心に迫ってくる迫力という点ではかなりの差があります。
ところで、このデッキを深く理解しようとすると、カバラを始め、ある程度専門的な知識を持っていた方が良いのは確かで、特にこのデッキ特有のヘブライ語のアルファベットとの照応の変更などを理解するのは初心者には難しいでしょう。
その意味では占い用と考えると手強いデッキです。
眺めて楽しむには最高ですが、基礎的なタロット占いの学習をする目的には向きません。
驚きました
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通常版を知り合いの占い師から譲り受けた数日後、高熱と寒気、下痢に見舞われました。あれは何だったんでしょう・・・。思うにトートを使用するにあたって、体を整える作用だったのかもしれませんね。
小アルカナには下部にキーワード(単語)が記されており、先入観を捨てればそんなに苦にならないと思います(バーバラウォーカーやマーリンタロットみたいな感じです)。