実践的デジタル回路読本改訂第Ⅲ版
価格: ¥0
改訂にあたって
※、質問が多かった点を詳しく加執いたしました。・・・価格据え置き。
特にカルノー図の描き方について追加しました。何桁でもできます。
;今回設計でつかった縦の列6ビットの例
000000 000100 001100 001000 011000 011100 010100 010000 110000 110100 111100 111000 101000 101100・・・・
かなりセオリー通りの説明がすっきりとできました。
更に詳しく、高度なテクニックをお求めならば、「異色の電子回路設計理論」がお奨めですが、本書でも、極めてスマートに説明されています。
目 次
改訂にあたって
はじめに
1.電子回路ってどこからはじめるの?
2.本書の特徴と対象となる読者
3.本書の目的
4.論理記号の確認
5.正論理・負論理
6.はじめてのIC
<制限抵抗の計算とオームの法則>
7.フリップフロップ(参考;HDL記述例)
8.ICを設計に活かす
9.コード変換回路
10.積和型による論理回路
11、論理回路設計の演習
<カルノー図の書き方>
12.7セグメントLED用デコーダの設計
<2進数に関する余談>
<7セグメントデコーダーのHDL記述>
13.コード変換回路とF/F系回路の融合
14.同期式回路と非同期式回路
15.コード変換回路+順序回路
16.8進カウンタの設計
17.2bits UP/DOWNカウンタの設計
18.シーケンサーの設計
19.状態遷移図を描こう
20.システムエンジニアは上から目線
21.簡単なシステム設計(ステートマシン)
<ステートマシンのHDL記述例>
22.階層設計
23.良くないカウンタ、良いカウンタ 、ハザード
について
24.色々なカウンタ
25.外部からの入力信号の扱いについて
26.メタステーブルが回路に与える影響と対策
27.出力信号のゲート処理
28.具体的回路設計演習
29.「LED、PWMコントローラの設計」
LEDについて
<具体的な回路設計仕様を決めよう>
<PWMの周波数を決めよう>
<systemCLOCKを決めよう>
<仕様の確認>
<設計演習>
<ステートマシンの作成>
<具体的なステートマシン>
<状態の確認>
<リセット ;電源を入れた状態。リセット状態。>
<スタンバイ ;データリクエスト>
<data_in ;PWMデータの取り込み>
<Enission;PWMのon時間部の設計>
<Wite ;PWMのoff時間部の設計>
<「PWM作成部」内の一部のHDL記述例>
<TOPのHDL記述例>
30.最後に
<スカイプコミュニティーについて>
(抜粋)
本書の目的
本書は“同期式回路”にこだわっています。これは本書の目的であるスマートな設計に好都合だからです。実際にはこの同期式回路にも掘り下げる部分は多々ありますが、ここではごくシンプルに考えいきたいと思います。
基礎的な事を“演習”をまじえながら、確認することからはじめて、具体的な設計演習をして読破した時には自然と癖のない設計力をつける事が最大の目的です。“必ず読破できます”。そして「電子回路設計が好き」になります。尚、本書は最後まで読破出来るものとしていますから順を追って説明していきます。読者のレベルによって解っている部分は読みとばして頂いて構いません。最後は「LEDの通信型PWM制御回路の演習」を取り入れる事によってより具体的に理解できるようにしました。
では、早速基礎を確認していきましょう!
(抜粋)
これらを汎用のICで構築することは非常に難しい事でしょう。しかし、昔はやっていたのです。現在、PWM制御はマイコン(CPU)で行ってしまう事が殆どであると思います。つまりソフトで制御してゆくのです。
しかし、どうでしょう、逆説的に考えてCPUで処理される事を貴方はハードウェアで構築した訳です。つまり、CPUに匹敵する程度の複雑な内容をハードウェアで構築してきたのです。
この基本ができれば、後は何でも出来ますしソフトウェアの事も逆に解ってきます。まさにシステムエンジニアではないですか!
これまで説明してきた事を充分に理解し今後の貴方の財産として下さい。
長らくの演習で疲れたと思いますが、次からは楽になると思います。
ごうか頑張って目標を達成できる事を祈っています。
巻末に<スカイプコミュニティー>についての案内がありますので、更に速習で理解されたい方は無料ですので、ご利用ください。・・・
(抜粋)
回路設計において、必ずしも決まった方法はありません。いいえ回路設計というより装置の制御としましょうか。つまりソフトウェアも含めてです。
この最後に章にたどりつた方は、そのすべての実力がついたものと思っていいかと思います。ロジックの基礎から始まって、読み終えたら「システムエンジニア」の卵として存在している貴方がいるのです。
今後も現職で活躍されている方は様々な対応が求められると思います。また、趣味で講読された方、エンジニアの卵の方、学生の方様々な方、立場の方がいらっしゃると思いますがきっと役にたつものと確信しております。
場合によっては、外注の仕事を請け負ったり、LSIの設計業務を請け負ったりするベースは出来たと思って自信をもって今後の活躍をお祈りします。
本書は電子回路設計において、Logicの基礎から、エンジニアのスペシャリストになる為の読本です。1ステップづつ丁寧に解説いたしました。必ず読破できるものと思います。電子回路の基礎、HDLなどの記述言語なども取りいれて最短で学習できるものです。更に、<スカイプコミュニティー>を使う事によってより深く詳しくアフターフォローをして解説いたします。<スカイプコミュニティー>への参加は無料です。参加方法は巻末に記載してあります。最速で学修出来る唯一の書籍であると信じています。
参考になさってください。(かなり細部にわたり解説出来たものと思っています。)
筆者略歴
北島 繁優
1964、5,7生
愛知工業大学工学部 電子工学科卒
墨 総合研究所 入所
アイシン精機㈱電子技術部 を経て
㈱北島製作所設立 現在、同社 代表取締役
「電子情報センター」長
著書
早わかり電子回路読本
実践的デジタル回路読本
Verilog HDLで学ぶLSI設計
インピーダンス測定における測定条件の設定・データの解釈と誤差補正の進め
方(共書)
その他