DRINKはジュインクのようになりますというが、そんなことは言われなくても分かるような気がする。日本人にはどのように聞こえるかなど、学習者自身で分かるからだ。
他の発音に関する本を批判するが、この本自体、首をかしげてしまう内容が多い。
「この音さえつかめばあとは簡単です」と言われても、その音が難しいわけだ。TとDがラ行になるというが、本当にラ行ならば、日本人なら誰でも発音できるわずではないか。
「強い単語を聞き逃すな」というが、それが聞けないから学習者は困るのだ。聞き逃すな、といわれても聞けるようにならないから私のような学習者は困っているのだ。
「この本を読み終わるころには、頭の中の英語が今までとかなり違った響きになっているはずです」と書いてあるが、そうはならなかった。
日本人にはこう聞こえます、、というのを教えられても、実際、最初からそう聞こえているわけだから、それを教えられても、まったく英語の音の響きはかわりませんでした。
この本には、そういうことがいっぱい書いてあるのですよ。
大学の先生達が手分けして書いたようだけど、難しくないから中学生からでも読むことをお勧めします。