前回よりパワーアップして、耳鼻科・皮膚科・歯科・眼科・小児科と専門医が共著しており、予防接種カレンダーや子どもによくある感染症一覧表も使えます。

　他のレビュァーの方のレビューと重複するので、良さは省いて、訂正の指摘を。

　１，アトピーの高齢者はおらず、自然と治ると書かれていますが、高齢者であってもアトピーの患者さんは、少数ながらいます。

　２，予防接種の項で、副反応が30分以内とありますが、数時間はみておいた方が安全です。
　更に記述の補足をすると、軽微な副作用としては発熱・接種部位の硬結・軽症のアレルギー症状があり、重篤な副作用としては、ショック症状・重篤に障がいが残る後遺症・死亡に至る事も、可能性は少ないながらあります。


　本書で、必要のない救急車の要請や、小児科医の疲弊を防ぎ、地域で医療を守る事にも役立てましょう。

　「小児科の巻き1」が大変参考になったので、
続けて購入してみましたが、こちらは少し期待
外れでした。
　理由は、子供の持つ自然治癒力を信じて
それを生かす方法というのがそれ程重要視さ
れているようには感じず、一般的な病院からの
アドバイスになっているように感じられたため
です。

　現在特に具体的な症状が出ていないのであれば、
「小児科の巻き1」だけを重宝して対応するので
十分なような気がします。余計な不安は持たない
方が良いかと思います。

　ハッピーアドバイスのシリーズは、「あんしん
セット」に選ばれている3冊が最適最高のように
思います。こちらは、本当におすすめです。

訂正と追記>>
　当初、「アトピー性皮膚炎について薬の効用」
を強調しているという理由から、本書に対して
否定的なコメントをしていました。
　しかし、「アレルギーはなぜ起こるか/斉藤博久」
を読み乳幼児におけるアトピー性皮膚炎や
アレルギーについて理解を深めることで、
本書が提案している内容が現時点では適切である
ことに気付かされました。
　乳幼児に対するステロイドの使用を足踏みされる
方も多いかと思いますが、そんな時には
「アレルギーはなぜ起こるか」を読んでみて下さい。
相当読みづらいのでくれぐれも注意が必要ですが、
迷いや悩みが解消されるかと思います。

　内容は大変勉強になりますが、家で様子をみるにしても、どういう対応をしたらよいというつっこんだ話が乏しい気がしました。子どもに起きる症状に対して、それほど心配しなくて良いという安心は与えてはくれます。

「子育てハッピーアドバイス」は、最初に発刊されたときから読んでいます。
精神科医の明橋大二さんの解りやすい解説、それにイラストが挿入されていて、たいへん読みやすい内容です。
「もっと知りたい小児科の巻･２」も早速購入し、まず私が読んで娘にプレゼントし、たいへん喜ばれました。
もうすぐ３歳になる娘がいますが、とても参考になっているようです。

ほんとうに、お薦めの一冊です。

この本を買って直ぐ、五才の娘が滲出性中耳炎と診断されました。
夜中に咳き込みはありましたが、熱もなく昼間は咳きも出ていなし花粉持ちにて
病院診察が遅れてしまっていたのですが･･･本の中の耳鼻科/どうも聞こえが悪い?と感じたらを読んでもしやと病院に連れて行ってビックリ。本当に助かりました。酷くならないうちで。
一週間の投薬で無事治り楽しいお正月を迎えることが出来たので。