日本女性の十六人に一人が発症する病、乳がん。
女性は様々な不安に襲われる。乳がん検診の大切さはわかっているけど、「先生が怖い」、「病院が怖い」、「乳がんが怖い」、そんな気持ちで足がすくんでしまう。でも乳がんは早期発見が大事。そして一生守ってくれる主治医を見つけるのが大事。
乳がん摘出から9年経ったメルヘン作家に訪れた過酷な再発、転移。そんな過酷な試練を愛溢れる主治医との対話の中で見いだした光。二人の対話の中から、あなたの心の拠り所、選択の手がかりを見つけることができます。
主治医との対話の中から、アンジーの選択と重ね合わせ、乳がんを怖れない心で克服するバイブルを書き上げました。
対話に添えた柔らかなメルヘンたちが、音・色・薫りをまといながら、閉ざされてしまったあなたの心の扉を開き、乳がんを怖れない心を持つための最高のギフトとなるでしょう。
書き記した数々の心の揺れ・・・暗闇と長い絶望の中から見出した希望とたくさんの愛・・・乳がんだけでなく、すべての病や人生の壁に立ち向かうすべての人へ、「生きる力」を届ける究極の本となっています。
愛と光に満ちたこの本が、沢山の笑顔を届けられることを病室の中から書き上げ、祈っています。

〔主な目次〕
第一章 迷っていい
・受け容れられない現実と受けられる幸運　
・してはならない掟とした方がいいこと　
・ホルモン治療とこんにゃく理論
・主治医の見つけ方とはぐくみ方
第二章　流れに身を任せよう
・治療開始と心の在り方
・愛する人が患者になったあなたへ　
・仲間たちからのお誘いとサポーター
第三章　手放してみよう
・己の限界
・頑張る自分
・ネガティブ概念

実践編　治療＋良いとこ取り
・良質の睡眠〔美肌と美心の素〕　

〔著者〕
ソフィア☆かなこ（そふぃあ　かなこ）
メルヘン作家。愛のヒーラー。セラピスト。
「心を読むメルヘン」の「こころ　ひなたぼっこ」第２集「こころ　コロコロ」を出版。絵の代わりに多用したオノマトペたちが、音・色・薫りを心に運びます。詠み聴きCD付き。紀伊國屋書店各店舗や病院、イベント等で、メルヘンを味わう新しい「詠み聴き」を開催活動。Facebook,Blog,メルマガ,Twitter,HPなど、あらゆる媒体からメルヘンやメッセージを発信中。残された生命ある限り、世界中の子供たちへ笑顔を増やしていく活動を笑顔で邁進中。

高橋保正（たかはし　やすまさ）
私立開成高校出身。筑波大学医学専門学群卒業。外科医として日々、がん患者の治療を担当する一方、診療時間外には女性に笑顔とエールを贈る乳がん検診伝道師として活躍。ブログやフェイスブックなどのソーシャルネットワークを通して年中無休で患者の応援を続けるソーシャルドクターという新しいタイプの医師像を構築している。メインブログ“諦めない女性のための乳がん検診応援ブログ”は149万アクセスを記録し、人気ブログランキング一位となる。ライフワークである乳がん検診推進活動“ももいろリボンプロジェクト”では女性起業家とともにセミナーを開催し輝く女性を応援、1年間に延べ300人を動員している。石心会川崎幸病院外科勤務。