地味でお役立ち
★★★★★
さすが暮らしの手帖社♪
と喝采を送りたい、地味だけど使えるお役立ち本です。
私はお弁当の出来上がりが何種類も出ているという弁当本よりも、お弁当のおかずに向く惣菜を紹介してくれるような本が好きなんですね。組み合わせは自分で考えるから!と、どうも組み合わされてしまった本には反発を覚えてしまう(^-^;
バチあたりですが…
これは材料別というんでしょうか、肉・魚類、野菜などに分けてお弁当に入れてもまずくなりにくいおかず(とその作り方)がカタログのように出ています。終わりの方には前に出てきたおかずたちを組み合わせてのお弁当の提案がされています。
最近のブログ系の料理本は流行りなのか、そういう年代向けなのか、華々しくキラキラした感じのページが多く、盛り付けや器、果てにはテーブルウエアにまで凝っていて、花やグリーンが必須、というような写真が多いように思います。きれいなんですが、私としては食欲につながらないんですよね。写真という作品としては素敵なんですけど。
それに引き換え、実用一辺倒!というこちら、味もそっけもない写真ばかりですが、料理の特徴を出しているのか、味の想像もしやすいし、食欲がわく!なんて言っても写真が食べ物らしい感じで、素朴で。
眺めていてお弁当のおかずのイメージにすること多数。かなり役立ってます。
お弁当に限らず、作り置きしたい方にも向くんじゃないかな?冷めても美味しい、んだから。
お薦めですよ〜♪