主人公の1500年前のケルト戦士Talonの、ヒロインSunshineに対する深い深い愛情に心打たれます。長い年月の後に巡り会ったヒロインが、Talonが人間だった頃の妻の生まれ変わりというのもロマンチック♪アクションシーンもありますが、この作品はやっぱり、この二人の純愛物語といった感じ。
そしてさらにこの本を面白くしてるのが、他の登場人物たち。同じみAcheronを始め、JulianやKyrian、更には今後の作品が早く読みたくなるような、ZarekやVane(この二人気になる)、お笑い専門の?Nick、そしてあのValerius(一瞬読み違えたのかと思った)etc…
そしていろんな神様も出て来ますが…この低能で性悪でワガママな神様達、どーにかなりませんかね?!何だかAchが可哀想で泣きそうになった…彼にも幸せになってもらいたい(Artemisなんかと一緒にいないで!!

1500年前のケルト戦士が、ギリシアの神アルテミスと結んだ契約により、永遠の命を得、そしてヴァンパイアを退治するダークハンターとして現代の街に生きています。瀕死の重傷を負った彼を助け、家に連れ帰った芸術家の女性と恋に落ちますが、彼は、過去に他の神によって、愛した者すべて死んでしまうという呪いをかけられています・・・いろんな神様が出てきたり、狼男まで登場しますが、すべての男性がとんでもなくハンサムでゴージャスでセクシーです。もちろんヒーローの彼もそうで、そしてヒロイン一直線です。アッチッチのシーンも多い(本当にたくさん）また思わず笑ってしまうコミカルなシーンもたっぷりです。ただし、まさしく女性のためのロマンスもののように思いますので男性が読んだらどうかしら、です。前作の2作も同様ですが、これを読むなら、ぜひそちらからお薦めします。