歌麿 参
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ウタは歌として生き、今ではもう大人になった。おのぼりさんを捕まえては遊郭の案内をしてお金をもらっていた。歌は自分の絵をみなに認められたいが、彼が描いた人はたちまち不幸になってしまう。彼の絵は真実の姿を映し、不幸をさらけ出してしまうのだった。遊郭一美しい女は歌に絵を描かせたところ、温泉の原液に身を焼き、死んでしまった。
目次
第二十二図 不幸の絵師
第二十三図 飛び道具
第二十四図 蜘蛛の巣の女
第二十五図 囚われの絵師
第二十六図 溶解地獄の女
第二十七図 皮を剥ぐ女
第二十八図 異形の夜
第二十九図 至福の絵
第三十図 打手の小槌
第三十一図 玉手箱