夏のストロボあるいは魔法
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今宵も一冊の本を紹介をする時間がやってまいりました。
ネタが切れたと言い続けておりましたが、なかなかそれを信じてもらえず、どうせ何かおもしろい話があるんでしょ。というような、楽観的な、前向きな意見をきらきらした瞳で言う人達になんとか一矢報いたいと思ってこの作品をお届けいたします。
うーむ、これ、一読してなんか旧作のサマーなんとかに似た感覚を受けませんか? そんなつもりはありませんが、いつの間にやら似てしまう~
まあ、あちらはアレで、こちらはコレなので、違うつもりはあるのですが。
いや、いっそこの先「サマーなんとか系」の話ですとか「六花抄」とテーマが同じですとか「月の案山子」とまったく同じ話ですとか、そういうふうに言い切ってしまえば読者も「ああ、それなら読んでみようかな」とうっかり思うのではないでしょうか。夏の暑い時期など特にそれが期待されます。
さて、そんな戯れ言はさておき、といいつつ小説を含めて戯れ言は最後まで続きますが、今回のお話は「孤島」「ミステリ研の合宿」「密室事件」です。おお、これだけだとまっとうなミステリっぽい感じじゃないですか。
というわけで、まっとうなのかそうでないのか。そこが鍵になるというお話です。
[1.9版]ようやくiPhone, iPadでも縦書き表示が可能に! 原因は不明です。まだ不安はありますが...