過去、現在、そして未来における美の探究というコンセプトを持つ『Face Forward』は、メイクアップの変幻自在で創造的な可能性を示す、工夫に富んだスタイルブックだ。グラビアに登場するのはジュリア・ロバーツからシャロン・ストーン、さらにマーサ・スチュワートとその母親のテルマ・スチュワート、と多岐にわたっている。また彼がつくりあげた「顔」は、うっすらメークの素人モデル(友人たち)から、念入りに手を入れてつくりあげた往年のハリウッドスターに至るまでと、実に幅広い。たとえばオードリー・ヘプバーン(キャリスタ・フロックハート)、ジェームス・ディーン(グウィネス・パルトロー)、ベロニカ・レーク(なんとマーサ・スチュワートなのだ!)、それにポップ・カルチャーの有名人、たとえばシェール(社交界の華、アレクサンドラ・フォン・フルスタンベルグ)、スージー・スー(ウィノナ・ライダー)も登場する。最終章は彼がイメージする近未来の顔で締めくくられている。顔全体をナスのような色でペイントされたメアリー・J・ブライジが、メタリックな虹色のアイシャドーと、グロスをかなり利かせた赤い口紅で登場する「エクスプローラー」、『真夏の夜の夢』に出てくる妖精をイメージしたというそばかすだらけのルーシー・リューの「フロラリア」、そしてオレンジ色の髪をしたシャロン・ストーンが片方の胸をさらけ出してSF小説を思わせる魔性の女にふんする「ミロのビーナス」。オークインは終始、メークの説明を段階ごとに加え、それぞれの顔やモデルについて肩の凝らないコメントを披露して、友情や政治(彼は90年代の可能性を広げたとしてクリントン政権をくり返し賞賛している)、そして環境といった話題をちりばめながら、色彩豊かな本書をさらに魅力的にしている。
「個性を認めること(強調することだってできる)、それがメークアップのもつ素晴らしい点のひとつ」とオークインは主張する。そしてこの『Face Forward』はその信念を見事に証明した1冊だ。メークアップが楽しい人、その、無限とも思える可能性を試してみたいと思っている人が、本書から得るものの大きさは測り知れない。
メイクの出来不出来をモデルのせいにする事も・・・
この写真集も、正にその集大成。
だから表紙のインパクト等から、
趣旨を間違えないで是非見て欲しい。
ケビンは亡くなってしまったけれど、
彼の作品は一冊一冊、是非手元に置いておいて欲しいです。
肝心の中身のほうですが、写真半分、文半分といった感じです。
有名な方もたくさん出てきていて有名な方のメイクはイラストと文でメイク法が載っています。
でも、一般の方のメイクはすっぴんの状態から1プロセスづつ写真&文でメイク法が分かるようになっています。
一般の方の変わりぐあいにほんとうにビックリします。英語の文も文自体が短いので分かりやすいです
有名人のメイクの仕方も知れて、一般の方のメイク方で自分のメイクに取り入れれる。
オススメの一冊です。
肝心の中身のほうですが、写真半分、文半分といった感じです。
有名な方もたくさん出てきていて有名な方のメイクはイラストと文でメイク法が載っています。
でも、一般の方のメイクはすっぴんの状態から1プロセスづつ写真&文でメイク法が分かるようになっています。
一般の方の変わりぐあいにほんとうにビックリします。英語の文も文自体が短いので分かりやすいです
有名人のメイクの仕方も知れて、一般の方のメイク方で自分のメイクに取り入れれる。
オススメの一冊です。