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Face Forward

価格: ¥1,825
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Little, Brown and Company
Amazon.co.jpで確認
「メークアップは楽しいものだ。誰かに言われていやいやするものではない」。有名メイクアップ・アーティストのケヴィン・オークインは、3冊目の著書『Face Forward』でこう断じる。ファッション業界、芸能界、そして上流社会において、いま最も人気を集めるスタイリストであるオークインはアメリカ南部の生まれ。80年代前半にニューヨークのファッション・シーンに躍り出た。当時の風潮だった、50年代への回帰色も濃い保守主義や、ヒステリックな価値観に代表されるマッカーシズムをあざ笑うかのような登場だった。彼のキャリアは、受容、多様性、自分を愛すること…、という「フィール・グッド」の理想に沿ったものであったが、やがて、「美」のほうから進んで彼の夢に寄り添うほどになった。うわべ重視でエリート意識の強いことで知られる業界で、どうやって彼が成功までのぼりつめたのか、いぶかしむ向きもあるだろう。だが、オークインの語る言葉には大きな影響力があり、その技術を少しだけ使えば魔法にかかったような効果が表れるのだ。

過去、現在、そして未来における美の探究というコンセプトを持つ『Face Forward』は、メイクアップの変幻自在で創造的な可能性を示す、工夫に富んだスタイルブックだ。グラビアに登場するのはジュリア・ロバーツからシャロン・ストーン、さらにマーサ・スチュワートとその母親のテルマ・スチュワート、と多岐にわたっている。また彼がつくりあげた「顔」は、うっすらメークの素人モデル(友人たち)から、念入りに手を入れてつくりあげた往年のハリウッドスターに至るまでと、実に幅広い。たとえばオードリー・ヘプバーン(キャリスタ・フロックハート)、ジェームス・ディーン(グウィネス・パルトロー)、ベロニカ・レーク(なんとマーサ・スチュワートなのだ!)、それにポップ・カルチャーの有名人、たとえばシェール(社交界の華、アレクサンドラ・フォン・フルスタンベルグ)、スージー・スー(ウィノナ・ライダー)も登場する。最終章は彼がイメージする近未来の顔で締めくくられている。顔全体をナスのような色でペイントされたメアリー・J・ブライジが、メタリックな虹色のアイシャドーと、グロスをかなり利かせた赤い口紅で登場する「エクスプローラー」、『真夏の夜の夢』に出てくる妖精をイメージしたというそばかすだらけのルーシー・リューの「フロラリア」、そしてオレンジ色の髪をしたシャロン・ストーンが片方の胸をさらけ出してSF小説を思わせる魔性の女にふんする「ミロのビーナス」。オークインは終始、メークの説明を段階ごとに加え、それぞれの顔やモデルについて肩の凝らないコメントを披露して、友情や政治(彼は90年代の可能性を広げたとしてクリントン政権をくり返し賞賛している)、そして環境といった話題をちりばめながら、色彩豊かな本書をさらに魅力的にしている。

「個性を認めること(強調することだってできる)、それがメークアップのもつ素晴らしい点のひとつ」とオークインは主張する。そしてこの『Face Forward』はその信念を見事に証明した1冊だ。メークアップが楽しい人、その、無限とも思える可能性を試してみたいと思っている人が、本書から得るものの大きさは測り知れない。

著者の凛々しさ ★★★★★
どういう顔を美女と呼ぶのか?
美女のイメージの基本条件は?
この研究は女性のみならず、男性にも必須です。本当に美しい
女性を見逃さないために。後悔しないために。
そんな意識をもって読めば男もじっくり楽しめて学べる美女の研究
書です。
しかし、この著者の凛々しい姿勢にも感動しました。エスニック、
グローバル・ビューティという言葉遣いは、誰かを差別排除して
いると言う。誰もがそれぞれ異なっていることを前提にしている。
こういう人だから真っ直ぐ美に取り組めたんだろうな。
ケビンだから・・・ ★★★★★
ケビンのメイクを見ると、
いかに彼が女性の内側を見ているのかが分かります。
今巷に溢れるメイクのテクは、
多く彼が広めたもの・・・
でもメイクは「化ける」ためのものではなく、
「自分らしくなる事」と彼は訴え続けていました。
それが一番綺麗だから、と。
黒い肌も白い肌も黄色い肌も、
彼は否定する事は決してありませんでした。

メイクの出来不出来をモデルのせいにする事も・・・
この写真集も、正にその集大成。
だから表紙のインパクト等から、
趣旨を間違えないで是非見て欲しい。
ケビンは亡くなってしまったけれど、
彼の作品は一冊一冊、是非手元に置いておいて欲しいです。

読みやすい英語☆ ★★★★☆
ペーパーバックとハードカバーとかなり悩んで値段をとって
結局ペーパーバックにしたのですが、届いて見てみるとペーパーバックでも全然見劣りしないです!!!
ぺーパーバックとは言っても硬めで厚い紙を使っているので写真もキレイに写ってます。むしろペパーブックの方が見る時に見やすいのでは??

肝心の中身のほうですが、写真半分、文半分といった感じです。
有名な方もたくさん出てきていて有名な方のメイクはイラストと文でメイク法が載っています。
でも、一般の方のメイクはすっぴんの状態から1プロセスづつ写真&文でメイク法が分かるようになっています。

一般の方の変わりぐあいにほんとうにビックリします。英語の文も文自体が短いので分かりやすいです

有名人のメイクの仕方も知れて、一般の方のメイク方で自分のメイクに取り入れれる。
オススメの一冊です。

読みやすい英語 ★★★★☆
ペーパーバックとハードカバーとかなり悩んで値段をとって
結局ペーパーバックにしたのですが、届いて見てみるとペーパーバックでも全然見劣りしないです!!!
ぺーパーバックとは言っても硬めで厚い紙を使っているので写真もキレイに写ってます。むしろペパーブックの方が見る時に見やすいのでは??

肝心の中身のほうですが、写真半分、文半分といった感じです。
有名な方もたくさん出てきていて有名な方のメイクはイラストと文でメイク法が載っています。
でも、一般の方のメイクはすっぴんの状態から1プロセスづつ写真&文でメイク法が分かるようになっています。

一般の方の変わりぐあいにほんとうにビックリします。英語の文も文自体が短いので分かりやすいです

有名人のメイクの仕方も知れて、一般の方のメイク方で自分のメイクに取り入れれる。
オススメの一冊です。

美意識の高い人だと思いました ★★★★★
 モデルの選び方が特に良く、スーパーモデルブームの時好きだったチャンドラノースやアンバーバレッタ、クリスティターリントン、女優のジュリアンムーアやジーナガーションなどを起用しており、個人的にとても満足できました。美しいと思う人が同じなのだと感じました。特にためになったのは、いろいろな女優に似せるメイクで、アイメイクの仕方など図解してあるので、自分でもやって楽しめました。私の友達にもいますがゲイの人は本当に美意識が高いと思います。逝去が惜しまれます。