もはや、アートの域でした。
シンプルなメイクもあるのですが、パリコレとかで見るメイクみたいなのもちらほら。。。
でも、よく考えてみたらメイクＨＯＷ ＴＯ本に書いてあるように、これはこうするんだ！というのも変かな。
メイクはみんな同じものが似合うわけではないし。
それに比べて、この本の内容は、モデルの顔と化粧が合わさって初めて完成するメイクというような感じでした。
わたしは、こういうテイスト大好きです。
本のつくりが面白いので、何度めくっても飽きないです。
ここまで、実用性よりも芸術性のほうが高い本もあまりないと思います。
素敵な本でした。

メイク本としては、役立ちます。
メイク前とメイク後のページの間に
メイク部分を図解した透明フィルムが入っていて
実践的なんではないでしょうか。

ナオミ・キャンベルのすっぴんが意外に可愛かったです。
ただ、メイク教本であることで、
写真のモデルたちは生き生きとした生身の人間というより、
キャンバスである顔とメイクされたアート作品というかたちで、
収録されているので、モデル・ウォッチャーには
ちょっと物足りないです。

メークアップアーティストを目指している人にプレゼントし、勉強に
なる！と喜んでもらえました。

実際手元に届くと重量感に驚きました。左右見開きの形で「メーク前」
「メーク後」の大きな写真、その間には写真に重ねて使うように透明な
シートに、どこをどのようにメークしたのかの説明があります。そんな

仕組みになっている上にバインダー閉じなので、見た目もちょっと洒落
ていてとても素敵な本です。