尾崎放哉作品集
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(尾崎放哉について)
尾崎放哉は、種田山頭火と並んで、最も有名な自由律俳句の俳人です。尾崎放哉は、一八八五(明治十八)年に鳥取県に生まれました。第一高等学校、東京帝国大学と進学し、卒業後、東洋生命保険株式会社に入ります。
エリートコースを進んでいたが、大変酒に弱く、そのため会社を罷免させられます。晩年は小豆島の西光寺奥の院で寺男として暮らしました。
最後は小豆島の庵寺で極貧の中、ただひたすら自然と一体となる安住の日を待ちながら、俳句を作る人生を送りました。クセのある性格から周囲とのトラブルも多く、その気ままな暮らしぶりから「今一休」と称されました。その自由で力強い句は高い評価を得、代表的な句に、「咳をしても一人」などがあります。
(この作品集について)
この作品集には、青空文庫より以下の作品を収録しています。
尾崎放哉選句集
俺の記
入庵雑記
北朗来庵
夜汽車
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、Kindleはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。また、詩の一編一編など、小見出しにも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。