ロック・シンガー マドンナ
★★★★★
DVDに関しては、世界を股にかけてツアーを追う構成といい、白黒とカラーの使い分けといい、『In Bed with Madonna』の正しく延長線上にある。つまりライブDVDをお望みの方には到底期待はずれであろうし、『The Confessions Tour』という超スーパー大傑作が流通する今となっては、あまり魅力を感じられない。
しかしCDに関しては貴重さという面でもさることながら、内容が驚くほど素晴らしい。ライブならではのアレンジも予想に反して多く、マドンナのシンガーとしての魅力が堪能できる。
「American Life」のハードでパワフルな演奏や、力いっぱい歌われる「Like a Prayer(サイーダ・ギャレットとデュエット!)」、アルバムとはうってかわってエモーショナルに歌い上げる「Mother and Father」。
そして、「Imagine」のカバーでクールダウンした後の、フォルクローレとラップを大胆に取り入れた「Susan MacLeod/Into the Groove」、クールに熱い「Music」、耳を疑うほどスタイリッシュに生まれ変わった「Holiday」と続く展開はまさに圧巻で、サーカスのようなショーがなくとも十分に豊かな彼女の音楽世界に、きっと大満足されることだろう。
凄い!
★★★★★
アルバムに2時間ほどのドキュメントDVD付きでお得♪
DVDでは、「アメリカンライフ」を歌うマドンナに、観客が泣きながら一緒に歌を口ずさんでいる場面が印象的です。
エンドロール
★★★★★
すべてのマドンナの曲を持ち合わせていないので,ラストのエンドロールでのBGMが気になってなりません。過去の曲なのでしょうか?
今回のCODFツアーでも(ロンドン)isaccのあとで歌っていたみたいですが。
ご存知の方教えてください。
マドンナも人間なんだ
★★★★☆
これを見て、やっぱり行かねばと東京ドームのツアーに行って来ました。
マドンナの全米ツアーのダンサー選びのシーンから、どうやってマドンナがツアーをこなしていくのか?という部分が
ライブパフォーマンスそのものよりも「人間マドンナ」の部分に重きをおいて撮られたフィルムです。
超人のようなイメージのマドンナですが、ライブの前には緊張してお腹いたくなったりするんですよね。
母親としての顔も覗かせるし、昔からマドンナの映像を見続けてきたオールドファンにとっては、マドンナさんも丸くなったのねーと目を細めるようなシーンもたくさんありました。
ライブパフォーマンスを十分に楽しみたい人へというよりは、一流のライブを魅せるマドンナの舞台裏を覗きたいという人にオススメです。
マドンナはやっぱりいいですね
★★★★★
賛否両論の感があるDVDですが、生(?)のマドンナというか、普段の彼女の言動や情報に飢えていたワタシにとっては楽しめる内容でした。過去から連綿と続く華々しいキャリアの数々、その上最新アルバム『コンフェッション…』の「これでもか!!」とでも言わんばかりの大成功…。デビューした時から長くファンしてますが、最近の彼女を大凡人のワタシはまるで怪物のように感じていました(実際そうなんだろうけど)。
でもこのDVDで彼女の普段の仕事中の顔や母親としての顔等を見るにつけ、やっぱり1人の人間なんだなあと(当たり前ですが^^;)身近に感じることが出でき、又当然タダの1人の人間では終わらないパワフルな面も観ることが出来て、「ああ自分も頑張らなければ!!」という思いにさせてくれます。
確かにライブ関係の映像(オーデションやリハーサルやライブそのものの映像)以外ではやや精彩に欠け、どうせならライブ関係の映像を主体に作成して欲しかったとも思わないではないですが、マドンナとしては自分に関する全てをひっくるめたものをトータル的に表現したかったのでしょうね。
『イマジン』を唄う彼女を観て、「とうとうここまで来たのか…」と思いました。
しかし自分を「女王」と言い切って、それに全く違和感を感じさせない彼女はやっぱりスゴイ!
それに引き換え夫のガイ・リッチー、結婚した当初はハンサムで才能のある赤丸急上昇の映画監督だったハズなのに、今ではタダの太ったオジサンになりつつある…。やっぱマドンナにパワーを吸い取られたのか!?