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ハイ・イメージ論2 (ちくま学芸文庫)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:吉本隆明/著 出版社名:筑摩書房 シリーズ名:ちくま学芸文庫 発行年月:2003年11月 関連キーワード:ハイ イメージロン 2 チクマ ガクゲイ ブンコ はい いめーじろん 2 ちくま がくげい ぶんこ、 ヨシモト,タカアキ よしもと,たかあき、 チクマ シヨボウ チクマシヨボウ 4604 ちくま しよぼう ちくましよぼう 4604 「…要約してしまえば、どんな緊急で突発的にみえる主題も、永続的な根本的な主題のすがたをはらんでいるかとおもうと、どんな永続的な悠久の貌をした主題も、かならず緊急で、突発的なすがたをはらんであらわれるということだ」。批評の冒険は、価値・生命・言語・自然・神といった、一見古典的な主題へと向かう。伝統への回帰でも、新しい弁神論の試みなのでもない。これもまた、現在を追いつめ、同じに現在によって追いつめられた、のっぴきならない思考の身振りであり、世界視線という方法の戦略的実践なのだ。分離と解体を経て、いまや大きく拡張された場所から見えてくるものは何か。待望の連作第2弾。 拡張論幾何論自然論分散論パラ・イメージ
著者の原論 ★★★★☆
「母型論」「アフリカ的段階について」に連続してゆく著者の原理論(文芸批評の原則の追求から始まった)ハイ・イメージ論の第二弾。西欧哲学者の「神」概念について論じ、新たな自然観をマルクスから提示しようとする。

 神については偶然と必然の変換常数という考え方を提出し、自然についてはフォイエルバッハ=マルクス系の自然観を人間が環境と相互作用して価値化された自然とみなしてそれに過程としての自然そのものを本来的な価値の源泉として提起する。

 この自然の価値化の領域の二重化は、後の三木成夫を参照した植物過程と動物過程の二重化にも見られ、言語美との関連を示唆させる。マルクスの指示表出的な自然観に対して、自己表出的な自然観を提示しているのだとも言える。