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議会の迷走 (小説フランス革命 4)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 集英社
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この巻から読む方もいないと思いますが ★★★★☆
 まず、フランス革命を書ける現役の小説家としては、日本人ではこの人が一番でしょう。
 わたしも、当然1巻から読み続けていますが、本書は少しだれたかな?ミラボーの死という大きなターニングポイントですから、もう少し掘り下げて(文献学的・客観的視点の付加)くれても良かったかも。(目指せ堀田膳衛!)
 でも、面白いです。読んで損はなし。
こんなもんじゃないでしょ!? ★★☆☆☆
フランスをテーマにしたら
いまやこれほどの名手はいないはずの佐藤賢一。
そのフランス革命物語なんだから
これでは★★くらいしか付けられません。

まちがいなく革命初期の主役だったミラボーが消え、
その役割が次の人間へと移っていくこの時点だからこそ
このシリーズの問題点について書いておきたい。
とはいっても、
それはストーリーの本筋や人物の作り方とは別なんで
気にならない人も多いのかも。
でも言わせてもらうなら……

独白が多すぎてしかも紋切り型。
かつこれじゃ、主役級のほとんどがなんと
性格の深いところでまるで同一人物みたい。

佐藤さん、もっとワクワクさせてください!
神は細部に宿るっていうじゃないですか!!
革命のライオン、ミラボー逝く ★★★★★
この小説フランス革命シリーズも第4巻。今回は、ナンシー事件から始まり、ミラボーの死で終わる。

比較的静かな展開で、大きな動きはないが、むしろ、この後の激動の嵐の前の静けさといった感じか。

ミラボーが死ぬ前に、ロベスピエールと会話をする場面が、今回の一番の見せ場。志半ばにして病に倒れたミラボーが、革命の行く末を案じてロベスピエールに残した言葉が印象的だ。
おそらく、この後の展開を象徴する会話になるだろう。

次巻は2010年3月の発行予定ということだが、それまで待ちきれない。