女子の貧困―週刊東洋経済eビジネス新書No.118
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格差の進む日本。2012年の相対的貧困率は過去最悪を更新して16.1%と、国民の6人に1人が貧困状態。さらに子育て中の一人親世帯では54.6%にも達する。
特に厳しいのが母子家庭だが、若い女性の貧困も問題だ。
元AV女優・日経記者という異色の経歴を持つ著者が書く「セックスワーカーの貧困」、子どもの貧困に取り組む大人たちの取り組み、生活保護の実態など女子の貧困に迫った。
本誌は『週刊東洋経済』2015年4月11日号掲載の22ページ分を電子化したものです。
●●目次●●
元AV女優・日経記者が歩く女性の貧困最前線
6世帯に1世帯が貧困。困窮する子育て家庭
column「2分の1成人式がえぐる心の傷」
住民の「おせっかい」が子どもを貧困から守る
生活費も家賃もカット。改悪続く生活保護制度
column「カード支給は違法? 揺れる大阪市」
はびこる生活保護への誤解
厚労省が物価を偽装? 揺らぐ保護費削減の根拠
国際比較で見た「生活保護」。日本の特徴は家族まかせ
自立支援法は機能するか
Interview 私ならこうする! 慶応義塾大学教授 竹中平蔵/首都大学東京教授 阿部彩/ビッグイシュー日本代表 佐野章二