病気への考え方が180度変わります!
★★★★★
「もともと健康で、何十年も病気なんてしていない」。
そんな人に限って、気づかないうちに体にムリをさせていたり、
ストレスがたまっていたなんてことはありませんか?
その結果、突然体に異常があらわれたりすることはないでしょうか?
本書は東洋医学の鍼治療という面から、普段は気にしないような
心身のバランスと病気の関係を考えさせてくれる本です。
また、そのような心身のバランスの崩れから引き起こされた難病を
鍼治療で回復していくという、実際の患者さんたちへの取材をもと
にした体験談は非常に説得力がありました。
さらにおススメどころは、東洋医学の賛美にとどまることなく
西洋医学・内科医による鍼治療の体験と解説も盛り込まれていることです。
東洋医学に関心がある人はもちろん、
病院で薬を処方されるだけでは不安な人、
医師に相談しても曖昧なことしか言ってもらえずヤキモキしている人、
もう病気は治らないんだとあきらめかけている人、
またそのような家族や知人がいる人たちに、オススメの1冊です。
この本を読めば「病気」に対する考え方が
180度変わることは間違いないでしょう。
東洋医学で健康を取り戻せる!
★★★★★
鍼や東洋医学で病気が治るのか?と思っていたけれど、
やってみようと背中を押してくれた1冊だ。
日ごろから花粉症などアレルギー気味で、毎年時期がくると憂鬱。
薬を飲むけれど、その副作用でのどがガラガラになったり、
自分の体にあう薬や治療法、予防を見つけるのが大変。
でも、
あきらめることはない!
あきらめるのはまだ早い!
と言ってくれている。
喘息、リウマチ、アトピーなど、西洋医学で行き詰まり感のある
病気にこそ、鍼や東洋医学が効くのかもしれない。
さらに、認知症やダウン症にも鍼治療が効果を上げた事例が紹介されている。
今までの鍼治療のイメージを覆す本じゃないだろうか。
気血の流れを整えるために、食事や生活習慣、運動療法など
日常に気をつけることがたくさんありそうだとわかった。
鍼をしたことのない人への参考書としても読める。
本のなかでは、同じ病気にかかって快復した人の体験談や
内科の先生の鍼治療、考え方が詳しく書かれていたので
とても参考になるし、励みになった。
治りにくいとされる病気に西洋医学と鍼の併用で快復している
ケースも多数紹介されているので、周囲にぜひ勧めたいと思う。
ちなみに、紹介されている症例は
花粉症、アトピー、喘息、リウマチのほかに、
認知症、躁鬱症、不妊症、不育症、潰瘍性大腸炎、
非結核性抗酸菌症、ネフローゼ症候群などなど。
未病についても触れられているので、心配なことがある人にもお勧めできる1冊だ。
難病でも 「あきらめる」 ことはない!
★★★★★
★「あきらめないで!」という帯の言葉が心に響きました。
難病で苦しんでいる人への、
あきらめなくていいんだよというメッセージに、
今は亡き父のことを思い出しました。
★私の父は、晩年、リウマチに悩まされていました。
ほんとうに痛そうで、
字を書くにも一度指の関節を揉むようにして動かし、
痛みをこらえながら書いているようすが
とても痛々しかったのです。
父は、いろんな病院に行きましたが、
西洋医学では治らず、
人から東洋医学を少し取り入れた病院を教えてもらい、
その病院で、ようやく痛みが緩和されたようですが、
それでも痛みに苦しんでおりました。
★本書のリウマチの事例では、
歩くことさえ痛くてできない患者さんが、
鍼治療によって、歩けるようになります。
患者さんの体験談はとても説得力があり、
父に教えてあげたかったと思いました。
★鍼は、西洋医学で「難病」と言われているものに、
とても効果があるということがわかりました。
この本は、「難病」で悩んでいる方への
「救いの書」であると思います。
★それでも、私には、東洋医学に一抹の不安がありました。
しかし、西洋医学のお医者さんが鍼治療を取り入れている
第5章「西洋医学から見た鍼治療」を読んだときに、
「これで、信頼できる」と確信できました。
ほんとうにお勧めできる鍼の本、東洋医学の本です。