柳宗悦「手仕事の日本」他16全作品すべて収録: +画像80枚付き
価格: ¥0
新刊記念150円→99円キャンペーン中
壁に飾って部屋を彩るものではなく、
台所に置かれ居間に散らばる物こそ美しいものがいい。
豪華だったり、技巧的な物ではなく、「使い勝手がよく、飽きがこなくて、
使うたびに愛着が湧き、本物の美しさがにじみでる」
そんな物に囲まれて生活したい。これが大量の物に埋もれた私たちが、
心底願っている美しい生活ではないでしょうか?
そんな日本人の美意識の原点、思想は、昭和初期に「柳宗悦(やなぎむねよし)」が提唱した「日用の美」「雑記の美」にあるのかもしれません。
生活道具の素朴な美しさに魅了され、それが失われつつあることを危惧した柳宗悦は、 20年近い歳月をかけて、「手の国」日本を隅々まで訪ね歩きます。その集大成が「手仕事の日本」です。
これは「今と過去をつなぐ日本全国ガイドブック」です。
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本書は当時、岩波文庫から発売された「手仕事の日本」や「民芸とは何か」をはじめ、現在(2015年6月)、電子書籍で公開できる柳宗悦の作品16点をすべて収録しています。
16点は以下のとおりです。
1.手仕事の日本(⇦都道府県別の目次を追加)
関東地方
東北地方
中部地方
北陸地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
沖縄県
2.赤絵鉢
3.改めて民藝について
4.京都の朝市
5.工芸の道 (挿絵26点付き)
6.雑器の美
7.朝鮮の友に贈る書
8.日本民芸館について
9.美の国と民芸
10.民芸とは何か
11.民芸の性質
12.民芸四十年
13.四十年の回想
14.和紙十年
15.和紙の教へ
16.和紙の美
◯目次から、読みたい作品を直接、呼び出すことができます。
◯「手仕事の日本」では、「各都道府県ごと」のタイトル」を追加しています。読みたい県のページを直接、呼び出すことができます。
◯適宜、画像、挿絵を追加し、その説明も加えました。
◯新たに、レイアウトを整え、読みやすいようになっています。
◯画像のキャプション等(文中の小文字・青文字部分)は、編集者(楽しく読む名作出版会)が加筆した部分です。
◯画像80枚は浮世絵、解説している民芸品の写真などです。
【サンプル配信】
どなたでも無料で、「手仕事の日本」の関東・東北地方まで購読することができます。まずは無料のサンプル配信をご覧ください。
【楽しく読む名作出版会】
「楽しく読む名作出版会」は、すでに著作権の切れた日本と世界の名作やエッセーを、できるだけ読みやすく、楽しく読んでいただくための試みです。
本書では、新たに画像等を追加することで、綺麗な画面で読書を楽しんでいただくと同時に、柳宗悦氏の文章の理解を助ける役割をしています。