応用数学(物理数学)の色が濃い
★★★★☆
大学院入試に必要となる箇所は、大学院の研究科によって変わってはくるものの、応用数学(物理数学)を
メインで扱っている点において、非常に物理系・工業系よりの問題集となっている。
出題されないからと言ってやらないとかomitするのではなく、時間があるうちは全ての問題をやる
つもりで解いていくと、流れがわかり理解が進む。
分量が多いので諦めてしまう方も多いと思うが、理論系の研究室志望の方はやっておかないといけない。
(私も理論系だったのでやりました)
このシリーズは、いろいろと賛否両論が多いが、流れとぼんやりとした傾向を探る意味でも取り組む意義は
大きいだろう。
誤植が多いのが難点ではある。どんどん減っていくことを期待したい。