大学院入試対策に取り組むべき1冊
★★★★☆
ひたすら演習を通して問題の意図などに自分自身で気付き、新しい問題が出来るようになることは当然のことであるが、
学部時代にそこそこ勉強をした人でないと厳しいであろう。
ただ大学院入試は大学入試と違い範囲が限られるので、このシリーズ(数学2冊、物理学2冊、英語1冊)を全て仕上げようとしても
半年ぐらいで済むので是非とも取り組んで欲しい。
誤植が多い(訂正されているとは思うが)ので、自分で間違いに気付くまでやり込むと大きな力になるはずである。
特にこの数学Iは基礎となるので、シリーズの他の本より先にやってみると効果的であろう。