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中東 迷走の百年史 (新潮新書)

価格: ¥714
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
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ありそうでなかった解説書 ★★★★★
中東、イスラム圏などというと、ひとまとめにして概説する本が多い中、実は各地の温度差、文化性、歴史からたどる現状の問題などは多様だ。すべて一緒くたにしたら、到底理解できないのだが、この本は大変明快に各国事情を解説してくれるのでありがたい。また、東アフリカ、マグレブ3国などは、なかなかこういう本で取り上げられない地域なので、情報として嬉しい。
また、各章がシンプルな構成で、読みやすいので、「各地各エリアの基本的な問題」がすっきりと理解できる。大変勉強になった。
イスラームをめぐる諸情勢が「いまいちすっきりわからん?!」とお悩みの方は、是非一冊どうぞ。
コンパクトな中東現代史入門書 ★★★★★
はじめに。タイトルに「中東」というコトバが使ってありますが、この本の中で扱われている地域は、中央アジアや東アフリカ、北アフリカなどのイスラム圏も含まれています。

これらの地域を含む中東の、主として近現代の100年の歴史が、アフガニスタンやイラン、イラク、トルコなどの地域毎に、20ページ前後の内容で、コンパクトにまとめられています。各章のはじめには(簡単に)地図や人口、宗教分布なども付けられているので、中東の現代史入門書として最適。

中東関連の各種ニュース、本を読むときなどに用意しておくと便利です。ただ、コンパクトにまとめられているから、ちょっと詳しい内容を知りたいときは、それぞれの専門分野の本に当たる必要があります。

ちなみに、この本の第11章「東アフリカ」の中で触れられている、国連の「希望の回復作戦」は、リドリー・スコット監督の映画『ブラックホーク・ダウン』の舞台となった紛争です。映画ではわからなかったあの紛争の意味や歴史、舞台裏を知ることができます。