インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

超ひも理論とはなにか―究極の理論が描く物質・重力・宇宙 (ブルーバックス)

価格: ¥987
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:竹内薫/著 出版社名:講談社 シリーズ名:ブルーバックス B-1444 発行年月:2004年05月 関連キーワード:チヨウ ヒモ リロン トワ ナニカ キユウキヨク ノ リロン ガ エガク ブツシツ ジユウリヨク ウチユウ ブルー バツクス Bー1444 ちよう ひも りろん とわ なにか きゆうきよく の りろん が えがく ぶつしつ じゆうりよく うちゆう ぶるー ばつくす Bー1444、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253 11次元の宇宙、4つの力の統合、ブレーン世界の衝突で繰り返されるビッグバン…。相対論と量子論を統合する「超ひも理論」が描き出す、SFを遥かに超えた驚くべき宇宙像。この究極理論を、数式を使わずわかりやすく解説した物理ファン待望の一冊。 第1章 オーソドックスな超ひも理論入門(一
コラムもまた楽しめました ★★★★★
 本書を読んでいるうちに、最新の物理学が、宗教で語られていた領域に踏み込み始めたと感じました。4次元の時空間と7次元の関係は、「色即是空、空即是色」の色と空の関係に対応しているのではないのか、そして、並行宇宙と私達の宇宙との関係は、無量寿経の「極楽浄土開闢の物語」と良く似ていると思いました。

 超弦理論については、21年程前にブルーバックス1988年版「アインシュタインを超える」で初めて知りました。以来、何度か修正や発展があった事を、16年後に出版された本書で知りました。一番大きな違いは、10次元の宇宙論から、11次元の宇宙論に変わった点です。私のような素人には10次元も11次元も、基本的には変わらないように思えます。

 しかし、1次元増えたことで、面白い事が起きています。コラムの「カムパックを果たした11次元超重力理論」に、「素粒子の標準理論の対称性を7次元空間の性質として導くことができる」と書いてあり、7次元の中に、自然法則の根源が込められていて、それが、宇宙に不変的かつ普遍的に広がっているのであれば、7次元は「空」そのもの。

 また、コラムの「実は予測になっていない?」に、「超弦理論は、まったく別の10万個の宇宙をも予測してしまう」と書かれてあり、阿弥陀様の極楽浄土開闢の物語を彷彿とさせてくれました。

 コラムに書かれていることも、じっくりと読むと、どんどん発想が広がっていきます。弦理論を初めて提唱した一人の南部陽一郎博士が、浄土真宗の盛んな福井で育たれた事と縁があるように思われ、不思議な感慨を持ちました。
「超弦」を「超ひも」と表記する理由 ★★★★☆
小林-益川理論への興味をきっかけに無謀にも理論物理学の最先端を知りたくて超弦理論に飛躍しました.ブライアン・グリーンの『エレガントな宇宙』を読む前に予備知識を得たかったというのがもうひとつの理由です.日常世界としての4次元時空感覚から11次元,さらに多次元へのイメージの飛躍に呆然としました.D-braneの概念で挫折しかけ,超対称論のあたりでまた最初から復読し,ようやく最終ページに達しました.
 難解な内容ですが数式を使わないで現代の理論物理学のイメージを素人に伝えることにこの本は成功していると思います.数学の好きな人は文献に挙げられているarXiv.orgの原著や総説を参考にできますし,String theoryに関する一般人向けのweb siteもイメージを補足するのに有効です(ただし英語です).超ひも理論の内容を十分に理解して他人に薀蓄を語るには3-4回は再読する必要がありそうです.再読が苦痛にならないという点で簡潔でコンパクトな著作であると思います.
図・絵が効果的に使われている ★★★★★
「超ひも理論」は聞いたことがある程度で、予備知識がほとんどなかったが、わからないなりに宇宙の「具体的なイメージ」をつかむことができた。章の始めで要点をまとめたり、図・絵が多く使われたりと、読みやすさに配慮している。文章は演繹的に構成されており、筆者の主張がわかりやすい。とはいえ、やはり難しい。なんだか本当はよくわからないが、わくわくさせてくれる内容の本である。
一般向けの超ひも理論 ★★★★☆
難解な理論を一般向けに分かりやすく解説した本です。理論が元々難しいので分かりやすさにも限界はありますが、その制約の中で著者はあれこれ技を繰り出し、結果としてうまくまとめています。超ひも理論の一般向け解説書は、一線の研究者により書かれたものが多いのですが、その理由は理論が難しいので、通常のサイエンスライターには手に負えないことに起因するのでしょう。その意味では著者は以前同分野の研究に携われたということで、本理論の一般向け解説ができる非研究者の数少ないひとりかも知れません。
超弦理論のベストダイジェスト版! ★★★★★
 超弦理論の要点を非常にうまくまとめています。
アメリカで学ばれた方だけあって、まとめ方がアメリカンスタイルのため、
行間を読むといった苦労がなく、さらに深く学ばれたい方のために参考文献、
ネット情報も豊富で専門への入門書という位置付けもできると思います。

 この本にも参考文献として載っているブライン・グリーン
さんの本をすでに読まれた方は気付かれたと思いますが、
グリーンさんの本に盛んに出てきたカラビ・ヤウ多様体の
話が一言も出てきません。
 1980年代には、プランク長以下の世界は
11次元から4次元にコンパクト化されたカラビ・ヤウ
多様体で表現できるといった、エドワード・ウィッテンの
理論が主流で、もう1つの流れとして、ロジャー
ペンローズのスピンネットワークから超弦理論を
再構築しようという思想があったもので、
竹内さんは「ペンローズのねじれた4次元」なんて
本も出しているほどペンローズ好きのようなので、
スピンネットワークを基本とした
量子ループ重力理論の話に話題を絞っているのでしょう。

お勧めの一冊です!