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「場」とはなんだろう―なにもないのに波が伝わる不思議 (ブルーバックス)

価格: ¥945
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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たしかに噛み砕いた話なのでついては行けたも ★★★★☆
入門書というか、知らない人でも読んでもらいたい。
見出しのところでとても目が引いて読んではなるほどと思えた。

若干、詳細に触れると若干難を感じますけど、とても噛み砕いて書いてもらっているので、とりあえず読み物としてはとても面白い。たとえの話も読み手に配慮していてくれている。
「場」がわかれば、現代物理は全てわかる
電磁場、重力場、量子場と、現代物理は「場」を考えない限り成立しません。少しでも物理をものにしようと考えたらこの「場」を理解しよう。
本当に何なんだろう??? ★★★★★
 電磁場、重力場、量子場が記述されています。"場の理論"は物理学習者が避けて通れない一つの関所であるのは尤もな事です。特に量子場は解っているようで、実は良く解らないのが本書の隠された本音でしょう。啓蒙書の域を出ないブルーバックスの限界のなかで、確かに解説にはかなり"創意工夫"が感じられます。しかし、著者の奮闘もあと一歩というところで、本書は"場"を解説する決定版に至っているとはさすがに言い切れません。あくまでも本書は、"場"を巧みな比喩とファインマン図を使った傑作な解説の一例であったと結ばせていただきます。確かに、この程度の本で解れば物理学徒は誰も苦労しないでしょうが・・・。
「場の量子化」が分かりやすい ★★★★☆
良くも悪くも竹内薫さんらしい文章ですね。

「場」の説明についていろいろな比喩、引用を用いて説明を試みています。「例え」には、私が慣れていない事例を挙げて説明しているものもあり(「指南車」等、個人的にはベクトルの「平行移動」といってもらったほうが<文章中では言っていますが>分かりやすいと思う)、かえって分かりづらくなる箇所もありました。
しかしながら、いろいろな事例を知っているからこそこのような例えもできるわけで、竹内さんの博識には、いつもながらに感心させられてしまいました。

個人的には「量子化」の概念と「繰り込み理論」について理解ができたのがありがたく、他書では漠然としか理解できなかったものが少し明瞭になった感じがします。よく調和振動子が重要と言われている所以も、何となく分かりました。
それでも「場」という概念の広さもあらためて感じ、理解までには相当な勉強が必要なことも感じました。

例え話の当たり外れは、各個人がどのような知識を持っているかで決まってくると思いますのでしょうがないこととしても、「場」を説明している本の中では、飛びぬけて分かりやすい一冊だと思います。
「繰り込み」や「重力理論」など、ちょっとした事前知識があったほうが読みやすい気もしますが、物理が好きな中学生・高校生にお薦めです。
大学以降ではどのようなことを勉強するかをイメージできるようになりますので、今の勉強の励みにもなるのではないでしょうか?
マクスウェルの方程式 ★★★★★
場という考え方は、電気と磁気を知ることによって理解できると思っていました。
本書のようにばねで説明するのは、力学との連続性の上で理解するには必須だと感じました。こういう説明をすれば、分かりやすいかもしれません。

量子力学では、素粒子のそれぞれは自己同一性を持たない。
というのが最初の難関かもしれません。
理解にはあきらめも必要だということを感じました。
理解できないことは、あきらめて先に進むと納得できることがあるかもしれません。

無理に正解を理解するのではなく、考え方を覚えておくことも大切かもしれません。
面白いけど、ちょっと難しかったです ★★★★☆
電磁場・重力場・量子場について解説した本です。しかし、「場」とは何かがこの本を読むとわかるかというとそうでもありません。「場」にまつわる様々な面白いエピソードを紹介することによって、「場」についてきちんと勉強してみようという気にさせる本というような感じです。個人的にはアインシュタインの空間が曲がっているとの主張の説明が一番面白かったです。

この本の中心的な主題は「くりこみ理論」なのですが、私にはそもそも“くりこみ”という日本語の意味がわからず、この部分を理解するのに骨が折れました。Web検索で“くりこみ”が“繰り込む”という動詞の名詞形だということを知ってやっと理解できたのですが、物理学の前に国語の勉強をしなきゃいかんってことですね。