内容は、タイトルどおり、いかに顧客と語り合うか、です。
その手段として、著者はクイズを利用しています。
ただ、何でもクイズにすれば良い、というわけでは決してありません。マーケティングにおけるAIDMAや、心理学おけるプライミング効果などを考えた上で、効果的に行う必要があります。
著者は、あえて内容をかみくだき、だれにも分かるような説明をこころがけています。知識のある方には多少物足りなく感じるかもしれません。
しかし、本書のお勧めできる点は、実践につながる記述が基本であることです。難しい理論をふりまわすのではなく、実行することを目的としています。頭で分かってもどうやればいいのか分からない、という方には非常に参考になると思います。