岡本「人間は最低のところで生きるのが本当だ。ぶつぶついうな!」
対談中いきなりバタンと倒れて爆睡する太郎。そしてまた起き上がって対談を始める。本当に爆発してます。対談は学生運動、大阪万博のあった60年代末期に行われたものだがより本質的であり時代を越えて我々に訴え掛けるものがある。単なる知識人である泉靖一を圧倒している。口先だけのわかった風に語る人々を圧倒する人間の形をしたマグマ、岡本太郎の迫力が伝わる一冊だ。
芸術家の知人にも贈呈したが「すばらしい!一気に読んだ!」とのことです。
稀少本だと思う。