いつも思うんですが、後継選出投票が『コンクラーベ』って……日本人は笑っちゃいますよね。

前作の大ヒットを受けて、早速前日譚を映像化とくれば、これ以上は無いくらいのハリウッド的展開。今更原作との兼ね合いを云うのも野暮というものでしょうが、まぁ日真名氏ラングドン先生の走るわ転ぶわ大活躍。さしずめ爆裂推理超特急のローマ・ヴァチカン観光名所巡りといった処でしょうか。トム・ハンクスが演ってる意味は無いと思いますが（織田裕二とどっちが良いかな？笑）、３作目は役者を換えて予算倹約なんてな。

昔々、クィネルの『メッカを撃て！』を読んだ時に、聖地巡礼の大群衆の真っ只中に展開するクライマックスとか書き手としてやってみたいんだろうなぁと思いました。派手だよねぇ、実際。観ている間は一切頭を使わせないという驚異のミステリー大作（笑）に星３つでした。

キーワードは反物質と教皇選出(コンクラーベ)。考えられ無い話が、バチカン内を右往左往して最後には謎が解き明かされる。名所巡りが好きな日本人には向いている作品だと思いますし、私は今回も面白く見られました。

残念な点は、殺し屋が魅力的ではあったが最後は・・・では前作同様都合好すぎです。

原作を読まずに映画館で見ました。
映画で見て、もう一度みたいと思ったものは、DVDを購入するようにしています。
本作品も、DVDを購入しました。

CERNや、イタリアに興味があったからです。
ローマ、バチカンには行ったことがありませんが、
イタリアは３度行ったことがあるので、
イタリアの町並みは懐かしく感じました。

風景が一番よく、演技は一流。
撮影もよく、筋書きもそれなりに。

カトリックのことをよく知らないので、どういう問題があるかは少し分からないので、内容については適否が判定できません。

　前作の完成度、原作の複雑さからみて，拍子抜けした感が抜けない。ロン・ハワードの映画にしては珍しくキャラが生かし切れていない。やっぱり順をおって映画化してほうがよかったか？原作を読んだ人には別の作品になった。次が不安。

ダン・ブラウン原作のサスペンス小説がベースとなっている。

映画化された時は、『ダ・ヴィンチ・コード』→本作だが、
原作の発表順は、『天使と悪魔』→『ダ・ヴィンチ・コード』のようだ。

内容は、トム・ハンクスが一生懸命
教会を駆け回るドタバタ映画

医学と薬学に詳しすぎる物理学者とか、
ヘリを操縦できるという設定が強引過ぎとか、
あんな凄いスキルを持ったヤツが、あっさりとした罠にハマリって、
いくらなんでも警戒心なさ過ぎとか、上映時間が長いとか、
色々あったけど、画面の構図や色味は、絵画のように美しいので、
環境映像として、垂れ流しておいてもよさそうだ。
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科学ネタを絡めながらも、実は、ヴァチカン （バチカン）の
腐敗ブリを描いてもいる本作。

大きな組織が大嫌いだったりする方は、
バチカン系教会が性的虐待&の性犯罪を長く隠蔽していたコトを
暴露するドキュメンタリー、『Deliver Us From Evil (Ws Sub Ac3 Dol Chk Sen) [DVD] [Import]』も
併せて鑑賞するのもイイかも。