理論的
★★★★★
最初の方に出てくる列車の車掌が
999のパロディかと思ったけど
巻末のボーナストラックがそのまま999のパロディ・・・
令裡の黒下着も結構拝めてありがたいわ〜
あいかわらずフランドル可愛い。
8巻でヒロに何か秘密があるみたいな感じあったけど
この巻ではまだ特に著しい変化はありません。
ますます
★★★★★
ますますおもしろくなっていく「怪物王女」。
収録されているのは
「特急王女」
「超特急王女」
「決戦王女」
「湯煙王女」
「回帰王女」
「ボーナストラック(ケロベロッテちゃん)」
ロリアーヌの表紙目的で購入した一冊…。
可愛いよ姫…。
今ひとつ絵が安定してませんが買って損はしないですよ。(安定しない部分も含めてこの作品好きです)
*ちょびっとだけ辛口レビュー申し訳ありません
慣れると美味しい怪物王女
★★★★★
ネットの知人が面白いと言っていたのですが、どう見ても『怪物くん』の
焼き直しにしか見えなかったので、つまんねーだろうと無視してました。
でもまぁ。食わず嫌いは直さなくちゃ、といつも思っているので、1巻を
買いました。
うーん……絵が微妙だなぁ、話がよく見えねーぞ、どうもこういうやたら
人が非条理に死ぬ話は嫌いだなぁ……と思って読んでいるうちに、なぜか
2巻を手にしていて。
そのうちに、あ、姫ってカッコいいなぁ、リザって純粋でいいヤツだな、
令裡って鯔背な侠客だなぁ、半漁人面白れー、シャーウッドって、ツボに
はまるなぁ、ヒロもこのくらい大人しい方がむしろいいかも……なんだ、
よく見りゃ絵だって上手じゃんと、すっかりやられてしまった。
そういうわけであっという間に9巻まで買ってしまいました。
タイトル通り、慣れると美味しい『怪物王女』です……。
10巻あたりではそろそろ人物相関図などの登場人物紹介が欲しいところ
です。
あと巻末の『地獄に道連れ! ケルベロッテちゃん』は意外な伏線かも?
決してブレない姫
★★★★★
王位継承争いの運命に巻き込まれてもなお、ひたむきに生きてゆく。
生き残るには有利ではないにも拘らず、決して他人を踏み台にせず、
あらん限りの知恵と力を振り絞り生きてゆく。
何か現代人が忘れかけてしまった “自ら生きてゆく”事とは何かをこの“姫様”から
教えていただいたような気がする。
そして物語は、今まで隠れていた兄弟達が登場し、さらに深い味わいを増してゆく。
リリアーヌ姫は、その美しい外見とは裏腹に、次兄と思われるギリアム王子に
男まさりの勇ましく戦いを挑むと思えば、三兄エミール王子は、
心優しき繊細な女性のように身を挺して人間たちの盾となる。
この好対照な王子王女の描き方が、読者に心地よい余韻を与えてくれる。
お約束の“お色気”もあり、こちらの方も感慨深い一冊となっている。